雨漏り修理 コーキング
雨漏り修理の簡単応急処置方法とプロに任せるべきケース
雨漏りはコーキングで直せます。
しかし状況によっては悪化して取り返しがつかない事態に発展するケースも。
そこで、コーキングを使った基本的な雨漏りの修理方法だけではなく、コーキングで修理できるケースとできないケースをご紹介します。
外壁からの雨漏り
外壁からの雨漏りは、雨漏りの侵入口となるひびが入っているケースが多いです。外壁自体のひび割れだけでなく、コーキング部分の劣化も原因となる場合もあります。「ひび割れ」の範囲を超えた外壁の崩壊や、大きな損傷はコーキングでの修理は非常に難しいでしょう。このようなケースは自分で修理をするのではなく、雨漏りの修理業者に依頼することになります。
窓・サッシからの雨漏り
チェックする箇所は、窓やサッシに施されているコーキングです。コーキング部分にひび割れや欠けがある場合、その部分を補修します。一方で、天窓などのように極端に高い場所にある窓の補修は重大な事故に繋がる恐れがあるため、無理をせず雨漏りの修理業者に依頼することをおすすめします。
屋根からの雨漏り
屋根の雨漏り修理を自分ですることは、基本的におすすめできません。確かに瓦のひびやスレートの劣化など、コーキングで修理できるケースは数多くあります。しかしながら、高い場所で作業しなければならないため、落下による重大な事故に繋がる恐れがあるからです。
また、屋根の構造を把握してないと一時的に修理できたとしても新しい雨水の通り道を作ってしまい、別の場所で雨漏りを発生させてしまうケースも多くあります。「屋根から雨漏りしている?」と思ったら、業者に依頼しましょう。
雨漏りのコーキングの手順
1.下準備
古いコーキング剤は事前に剥がしておきましょう。また、コーキング剤がはがれないようにブラシや雑巾などで水洗いして汚れやゴミを取り除きます。穴をコーキングでふさぐ場合は、できるだけ平らにしておきましょう。
2.マスキングテープを貼る
コーキング剤がはみ出て周囲を汚さないように、マスキングテープでガードします。
3.コーキング剤を使う
コーキング剤を流し込んで塞ぎたい場所を補修し、ヘラで平らにして完成です。
作業が終わったらマスキングテープをはがすのを忘れないよう注意しましょう。製品にもよりますが、コーキング剤が乾くまでに最低1日かかる場合が多いので、製品の説明を確認することもポイントです。
自分で雨漏り修理するということのリスク
コーキングに限らず、被害が大きい雨漏りほど修理を自分でするということはおすすめできません。もちろん、前述のように高所での作業で落下するというリスクもありますが、それだけではないのです。
雨漏りが悪化する
雨漏りの修理は「雨漏りしている場所を塞ぐ」だけでは解決できないケースが多いです。自分で修理したことによって雨水の流れが変わり、目には見えない家の内部が濡れてしまい気が付かないうちに被害が悪化していた……というケースも。
自分で修理したことが原因で高額な修理費用がかかる
自然災害による雨漏りは火災保険の対象になります。
つまり、雨漏りの修理業者に依頼しても保険金で修理費用を支払わずに済む可能性があるのです。
しかし、自分で手を加えてしまうと保険金の審査が降りなくなる可能性が非常に高くなります。
もしすぐに直したい雨漏りを見つけたら、カナリアペイントへいつでもご連絡ください。
まとめ
ここまで雨漏りのコーキングによる修理を自分でするやり方の解説をしてきました。外壁や窓など、ちょっとしたひび割れによる雨漏りならコーキングを試してみるのもよいかもしれません。
ですが、ご自分でする修理はそれなりにリスクを伴いますので、少しでも不安な場合や、自分での修理が難しい場合はぜひカナリアペイントにご連絡くださいね。建物の構造や雨漏りの仕組みを把握しているプロがかけつけますので、安心してご相談いただけます。