群馬県伊勢崎市 K様邸 外壁屋根塗装工事(無機塗料・クリヤー塗料)
担当からのコメント
築13年。
昨年もお話をさせて頂いており、コーキングの割れなどを気にしていらっしゃいました。
現状の傷みを調べるべく、無料点検をさせていただきました。
カナリアペイントではドローンによる無料屋根点検も行っております
お申込みは上記画像をクリック、またはカナリアペイント 前橋支店へご連絡下さい。
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※施工前点検
サイディングボードの間にあるコーキングがひび割れを起こし、裂けてしまって内部が見えています。
サイディングボードのひび割れ・欠け、チョーキング現象、ボードの浮きが起きています。
サイディングは現在建てられている一戸建て住宅の中で最もよく使われている外壁材です。サイディングには窯業系、金属系、木質系、樹脂系の4種類があります。
サイディングボードが使用された外壁には、ボードとの継ぎ目にコーキング(シーリング)がされていますが、このコーキングが劣化するとひび割れが入り、雨水が染み込んでいってしまいます。放置したままでは水分がサイディングの裏に回り、家の中までもダメージを受けてしまうリスクが高まります。
屋根もドローンにて撮影、点検いたしました。
全体的な色褪せ、コケが発生しています。
屋根塗装の防水効果が切れている場合は、雨が降った際に屋根材が水を吸収しやすくなってしまいます。水分が含まれていると空気中に飛んでいるコケの胞子が付着し、繁殖します。防水機能が切れていなければ、コケが付着しても雨で流れていきく為に根を張りません。
また、塗膜の劣化で表面がザラザラしているとコケの胞子が付着しやすいと言われています。
今回は外壁・屋根も耐用年数の長い無機塗料、タイル部分の箇所は模様を活かす為にクリヤー塗料にてご提案させて頂きました。
※施工中の様子
◇仮設足場設営
作業の安全確保や、的確な施工の為に足場を設営します。
また、洗浄水・ホコリ・塗料の飛散防止の為にメッシュネットで覆います。
◇高圧洗浄
外壁、屋根に付着している汚れやコケ、古い塗膜を洗い落とします。
塗装を行う前の下処理の一つで、きちんと汚れなどを落とさないと塗り替え後の「ふくれ」や「剥がれ」に繋がってしまいます。
◇養生作業
窓などの塗装しない部分や、塗料がついてはいけない箇所にマスキングテープやビニールシート、マスカーと呼ばれるマスキングテープとフィルムが一体化したものを使用して覆います。
◇下地処理(コーキング・ひび割れ補修)
外壁などに行われるコーキングはゴムのような素材で、外壁材同士に出来る隙間を埋めるために充填材を入れることを言います。コーキングは外壁材だけではなく、浴槽と壁の隙間やキッチンと壁の隙間などの水回りにも使用されています。補修には打ち替え・増し打ちという方法があり、打ち替えでは一度古いコーキングを撤去して新しいコーキング材を充填します。打ち替えでは既存の外壁コーキングをそのままに、上から新しいコーキング材を充填する事を言います。
外壁材のひび割れは軽度な場合、コーキングを注入して補修し表面のテクスチャーを合わせて補修します。
◇外壁塗装
外壁のタイル部分は、模様を活かすためにクリヤー塗装を行いました。クリヤー塗装は塗料仕様に従い、下塗りと上塗りの2回に分けて塗装します。
外壁の模様のない部分は無機塗料のスーパーセランフレックスの№16を使用しました。下塗り・中塗り・上塗りと三回塗膜を重ねます。
◇屋根塗装
屋根塗装に使用した塗料は外壁と同じく無機塗料のスーパーセランマイルドIRのIR-14を使用しました。
◇付帯塗装
外壁塗装や屋根塗装を行う際に、同時に他の部分にも塗装する事を付帯塗装と言います。
主な付帯部は破風・軒天・雨戸・戸袋・雨樋などです。
※施工後
タイル柄を活かしながら四隅の色をサンセットカラーから明るくし、屋根も本来の色に近付けました。
今回使用したスーパーセランフレックスは変性無機塗料の持つ、耐候性を長期にわたり維持、保護する塗料です。柔軟性に優れた塗膜によってシーリング上に施工した場合のひび割れリスクも軽減します。
しかし天候・住宅環境などによって耐用年数も変化しますので気になる点がありましたらお気軽に無料点検をご利用ください。