屋根塗装・リフォームの費用相場と単価について
「屋根の塗装やリフォームをしたいけれど、いくらくらいの費用が掛かるの?」
そんな疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
今回は、屋根塗装やリフォーム工事の相場をご紹介いたします。
屋根工事の種類
屋根の工事には大きく分けて4種類あります。下記の費用や期間は目安となり、劣化具合や施工期間の天候でも変化しますのでお気を付けください。
◇塗装工事【屋根のメンテナンス】
土台と屋根材をそのままに、再塗装を行う。美観の回復を行い、異常が起きる前のメンテナンス。
費用:約40~80万円 工事期間:約7~10日
◇重ね葺き工事(カバー工法)【予算を抑えた全体修理】
既存の屋根をそのままに、新しい下地と屋根をかぶせる。葺き替えを行いたいが予算不足な場合に行う。
費用:約80~120万円 工事期間:約5~10日
◇葺き替え工事【全体修理】
土台を再工事し、屋根材をすべて交換する。屋根材全体に問題があり、下地にも問題がある場合に行う。※瓦に問題のない場合は「葺き直し」工事をする為、費用も抑えられる。
費用:約140~200万円 工事期間:約7~15日
◇雨漏り工事【雨漏りの解決】
下地を整え、防水機能を復活させて雨漏りのみを直したい場合。
費用:約5~100万円 工事期間:約1~10日
屋根塗料の価格相場
屋根塗装の費用は、使用する塗料や、屋根材によって変わっていきます。
◇屋根塗料の種類
屋根塗装の価格を大きく変える要素の一つとして、使用する塗料のグレードが挙げられます。
塗料の種類 | 耐用年数 | 平均平米単価 |
ウレタン系塗料 | およそ7~10年 | 1,500~1,700円 |
シリコン系塗料 | およそ10~13年 | 1,800~2,000円 |
フッ素系塗料 | およそ15~20年 | 3,500~4,500円 |
光触媒塗料 | およそ15~20年 | 4,200~5,000円 |
無機塗料 | およそ25~28年 | 4,500~5,500円 |
◇屋根の面積
屋根の塗装費用は塗料の単価×面積で産出されます。その為、屋根の面積が広くなると費用も高額になります。
屋根の面積を図る際は図面やメジャーを用いるケースや、実測が困難な場合は基礎や建物の外周などから計算式で求める場合もあります。
図面には屋根面積が坪数で記載されている為、計算で平米数に直すことが出来ます。
◇屋根の勾配
屋根の勾配が大きくなるほど面積が大きくなりがちなので、塗装費用も高くなります。
更に急勾配の屋根だと足場が安定しにくく、追加で屋根足場代が必要になる可能性もあります。
◇屋根材の種類
同じ面積の屋根でも、どんな屋根材を使用しているかによって適した塗料や工法が異なる為、費用も異なります。日本国内では、以下の5種類の屋根材のいずれかが使用されるケースが一般的です。
・スレート屋根
・金属屋根
・セメント瓦
・粘土瓦
・アスファルトシングル
◇屋根の状態
塗装をする屋根の状態によっても、見積り価格は変動します。
屋根の状態が悪いと、屋根のメンテナンスや修理、下地処理の手間が増えてしまい、料金が上乗せされてしまいます。大きな劣化が起きる前に小まめにメンテナンスをおこない、大規模な工事が必要なほど劣化させないことが大切です。
屋根塗装・外壁塗装の定期メンテナンスはカナリアペイントへ
屋根塗装は屋根材や塗料、住宅の環境によってメンテナンス時期がそれぞれ異なります。劣化の状態によっては塗装以外にも補修などが必要になる可能性もあるため、実際に屋根の状態をチェックする必要があります。
しかしご自身で点検のために屋根に上ったり、ご自身で塗装をするとなると危険が伴いますので、屋根塗装の時期や費用が気になる方は専門業者に点検・見積もりを依頼してみましょう。
カナリアペイントは点検・見積もりを無料で行っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。
現在、正社員の営業スタッフ・塗装職人を募集しております。
また、協力業者様も募集しております。
詳細はこちらから