屋根塗装の工程
屋根塗装は屋根材の寿命を延ばすために必要な工事のひとつで、メンテナンス周期としては
10年前後での塗装が一般的な目安とされています。
手順としては以下の通りです。
1. ご近所への挨拶回り 1日
2. 足場の設置 1日
3. 塗装前の洗浄 1日
4. 下地調整や補修 1日
5. 塗装前の養生 1日
6. 屋根塗装(下塗り) 1日
7. タスペーサーの挿入(縁切り) 0.5日
8. 屋根塗装(中塗り) 1日
9. 屋根塗装(上塗り) 1日
10. 確認・手直し 1日
11. 足場解体、撤去 1日
1. ご近所への挨拶回り
洗浄時の水や泥、塗装時の塗料が飛び散ってしまう可能性があるので、近隣の方への説明は
とても大切です。
2. 足場の設置
工事を安全確実に行う為に足場の設置は必須です。
また、塗料や汚れの飛散防止のためのメッシュシートなどの養生も行います。
3. 塗装前の洗浄
汚れが残ったままでは塗料がすぐに剥げてしまうので、高圧洗浄機を使ってほこり、コケや
カビなどの汚れ、古い塗膜などを落としていきます。
4. 下地調整や補修
屋根材の割れやサビを補修します。
屋根材の交換・コーキングでの補修、汚れがひどい場合は塗装面を研磨する「ケレン」という
作業も行います。
5. 塗装前の養生
塗装する箇所以外に塗料が付着しないよう、ビニール・テープ・布などで覆って保護する作業
の事です。
6. 塗装(下塗り)
屋根材と上塗り塗料を密着させるため、下地強化材で下塗りを行います。
下塗りの時点ではご希望の色と違う場合も多いですが、中塗り・上塗りでご希望のカラーに
仕上げます。
7. タスペーサーの挿入(縁切り)
スレート屋根材の重なり部分の隙間を確保して、雨漏りを防ぎ、通気性をよくします。
8. 屋根塗装(中塗り)
9. 屋根塗装(上塗り)
下塗りが完全に乾いたら中塗り、中塗りが乾いたら上塗り作業です。
それぞれしっかり乾いてから重ね塗りをする必要があります。
乾燥前に重ね塗りを行うと、塗膜の膨れや剥がれの原因になってしまいます。
10. 確認・手直し
塗残しや塗りムラがないか確認し、必要に応じて手直しをします。
この時点で不備を見逃してしまうと、足場解体後に気付いて、補修のためにまた足場を
組むことになり費用が掛かってしまうかもしれません。
11. 足場解体・撤去
足場の解体や養生の撤去や掃除・片付けを行います。
以上が屋根塗装工事が順調に進んだ場合のスケジュールになります。
ただし、屋根の形状が複雑であったり、劣化がひどい場合、外壁塗装を一緒に行う場合や
天候によっても工程や日数に変動が出てきますので注意が必要です。
少し日程の幅を見て計画していきましょう。
カナリアペイントでは、お家のご相談・点検・見積りも無料で承っております。
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