外壁の劣化②
◆外壁のつなぎ目が危ない
近年の外壁材の主流は窯業(ようぎょう)系サイディングです。いやいや、うちの家はタイル張りだよ!とおっしゃる方は外に出て家の外壁をよく見てみて下さい。壁と壁の間に隙間がありませんか?全部タイルなら隙間がないはずです。サイディングは(たとえばタイル状に)デザインされた板状の薄い外壁材(サイディングボード)を貼り合わせて出来ています。なのでサイディングボード間のつなぎ目が存在するのです。
つなぎ目がそのままだと、そこから雨が侵入し外壁材の傷みの原因にもなります。そのつなぎ目を埋めるのがゴム状のシーリング(コーキングともいいます)です。
シーリングをすることで防水性が増し、家の気密性も保たれます。このシーリングですが、よく見てみると明らかな劣化によるヒビ割れや、シワのような状態になっていたり、酷いとシーリング自体が剥がれている時もあります。こうなってしまうと雨水の侵入を防げなくなり、外壁の損傷につながっていきます。
一か所でもシーリングの変化に気付いたら、プロに家全体を見てもらうのをオススメします☆
外壁の塗装と同時に行う時は、シーリングの打ち替えを行ってから外壁の塗装を行うため、より紫外線などからのダメージを受けにくくなります。
◆まとめ
家の外壁は経年劣化で本来の機能が年々失われていくという事です。
どんな外壁材でも少なくとも10年に1度はメンテナンスが必要です。
また地域差もあるので日頃から家の状態を把握しておくことが重要でしょう。
カナリアペイントでは、大切なお家のご相談・見積りは無料で行っております。ぜひお気軽にお声がけ下さい。