雨樋修理について ~素材別~
◆素材別の雨樋種類
今回は、代表的な材質の雨樋とその種類についてお伝えします。
2-1. 塩化ビニール
【特徴】雨や太陽光による変色や劣化で、破損しやすいというデメリットがあります。しかし、軽くて組み立てが簡単。また、広く普及しているのでコストが安く済むというメリットがあります。
2-2. 他の合成樹脂
【特徴】一見、塩化ビニール製との違いはほとんどありませんが、その耐久性には大きな違いがあります。理由は、樹脂表面に紫外線による劣化に対して強い処理を施して、耐久性を高めていることなどが挙げられます。後にお伝えする金属製には及びませんが、紫外線に対してある程度の耐久性は確保できます。
2-3. ガルバリウム鋼板
【特徴】ガルバリウムは近年、脚光を浴びている金属素材です。錆びにくく耐久性があり、加工もしやすいので、価格は他の金属素材に比べて安価な傾向にあります。屋根材としてはすでに普及が進んでおり、雨樋の材料としても金属素材の中では最も普及しています。
2-4. 銅
【特徴】新しく設置した時は、いわゆる輝くような銅色をしていますが、徐々に酸化すると深みのある緑青色へと変色します。この色合いがとても味のある素材で、神社などの屋根に使用されることが多いです。また、耐久性の高い材質でもあります。
2-5. アルミニウム
【特徴】アルミ製なので、雨水による錆びがないことが、最大のメリットです。また加工についてですが、最大161メートルの長さまで製造できるので、余分な継ぎ目がないことも大きな利点です。太陽熱による膨張も塩化ビニールと比較して約3分の1以下で、たわみやそりも発生しにくい素材です。
2-6. ステンレス
【特徴】アルミ素材と同様に錆びず、耐久性が高いのが特徴です。内側で雨樋を繋ぐことができるため、継ぎ目はあまり目立ちません。価格はアルミよりは安価ですが、それなりの金額を覚悟する必要があります。
雨樋の基礎知識、その形状や種類、素材についてお話ししましたが、お気に入りの雨樋は見つかりましたか?
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