【雨漏り修理】スレート屋根の割れは火災保険で補償されるのか

「スレート屋根の割れは火災保険で補償されるのか知りたい」、「スレート屋根の割れが火災保険で補償されるケースが知りたい」という方へ解説していきます。

スレートは、割れやすく破損が起こりやすい屋根材です。もしスレート屋根の割れを見つけたとき、火災保険で修理費用を補償してもらえたら嬉しいですよね。

今回は、スレート屋根の割れが火災保険で補償されるのかについて解説していきます。さまざまな事例について、ケースごとに詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

スレート屋根の割れは火災保険で補償されるのか?

スレートとは粘土板岩を薄く加工した屋根材のことで、板が平らに張り合わさっている見た目が特徴です。他にも「コロニアル」や「カラーベスト」と呼ばれることもあります。

スレート屋根は「天然スレート」と「化粧スレート」の2種類に大別され、一般的な住宅で多く採用されているのは「化粧スレート」となります。化粧スレートはセメントに繊維素材を混ぜ合わせて加工した屋根材です。

スレート屋根の割れが火災保険で補償されるのかどうかは、割れの原因により異なります。スレート屋根は施工性が良く安価な屋根ですが、割れや破損が起こりやすい屋根材です。

自然災害による割れを証明できる可能性があるので、普段から定期的に写真を撮っておくことをオススメしています。

カナリアペイントではドローンによる無料屋根点検も行っております

お申込みは上記画像をクリック。またはお電話にてご連絡ください。

☎:0120-754-774

 

経年劣化でスレート屋根が割れた場合は火災保険で補償されるのか

火災保険を使ってスレートの割れを修理するには、割れの原因が「強風などを伴う自然災害によるもの(風災)」である必要があります。

強風によってスレートの割れが発生した場合は、後から割れに気付いたとしても火災保険が使える可能性が高いです。

一方で、経年劣化によるスレートの割れは火災保険が使えないことはハッキリしています。

火災保険の申請を保険会社は受け付けてくれますが、その後の鑑定・査定において経年劣化の割れは風災とは認められず、保険金を受け取ることはできません。

「自然災害によるものなのか」、「経年劣化によるものか」を区別することは、素人が判断することは難しいです。

自然災害がきっかけでスレートの割れに気付いたとしても、経年劣化が進んでいる状態の屋根であった場合は、火災保険の補償とならない可能性がありますのでご注意ください。

 

台風でスレート屋根が割れた場合は火災保険で補償されるのか

台風は「強風などを伴う自然災害」に該当するため、台風でスレートが割れた場合は火災保険の補償の対象となります。

ただし、台風によるスレートの割れの被害だからといっても、必ずしも補償される訳ではありません。

以下の場合では、火災保険がおりないのでご注意ください。

・契約に含まない補償

・免責金額以下の金額

・経年劣化をともなう損害

・初期不良

・リフォーム時の不良

また、スレート屋根の割れの原因は「踏み割れ」によるものがほとんどでその場合には「初期不良」、「リフォーム時の不良」に該当してしまい、火災保険がおりません。

 

 

踏み割れでスレート屋根が割れた場合は火災保険で補償されるのか

スレート屋根の踏み割れとは、施工時やリフォーム時などで作業車がスレート屋根を踏んだ時に入るヘアークラックが要因で発生した割れの事です。

スレートのヘアークラックとは、新品で表面塗料が健全な状態において目視では発見できない程度のひび割れのことです。

スレートにヘアークラックが入る主な原因は以下となります。

・野地板のたわみやすい所を踏んだとき

・捨て水切りが入っている周辺を踏んだとき

・スレート釘を打ち込み過ぎたとき

・スレート釘の打ち込みが少なかった所の周辺を踏んだとき

ヘアークラックは周辺環境での経年劣化により徐々に成長します。

 

凍害でスレート屋根が割れた場合は火災保険で補償されるのか

上の写真は凍害によりスレート屋根が割れた事例です。

凍害(とうがい)とは、スレートの内部で水分を含んだ状態で夜間凍結し、昼間融けるという繰り返しによって、スレートが収縮を繰り返し、材料が耐えられず割れてしまうです。

症状としては、表面がはがれたり、層状にはく離が発生したりします。

スレートの商品によっては、水分を含みやすいものがあり、10年程度で凍害により割れが発生しています。

凍害について火災保険で補償されるのかは、加入の火災保険が凍害に対応しているかどうかですので確認が必要です。

 

地震でスレート屋根が割れた場合は火災保険で補償されるのか

上の写真は地震で隣家からの落下物によりスレート屋根が割れた事例です。

地震でスレート屋根が割れた場合の火災保険の補償は、火災保険のオプションとして地震保険に入っている必要があります。

地震保険に加入していると地震が原因で屋根材が破損した場合は、地震保険で補償される可能性があります。

ただし、スレートの数枚が割れたとかではなく、建物全体で一部損壊、半壊、全壊などを判定して補償されるものなので、スレートの割れだけでは対象外の可能性があります。

 

塗装の剥がれは火災保険で補償される可能性はあるの?

塗装の剥がれの原因が経年劣化である場合は火災保険で補償されません。

スレートの塗装は変色やコケなどが経年で発生するため、経年劣化と判断される場合がほとんどです。

塗装メンテナンスした後に塗装がはがれた場合も同様で、自然災害が原因であると認められ、補償される可能性はありません。

 

スレート屋根に物が当たった場合でも補償されるのか?

上の写真は台風で飛来物によりスレート屋根が割れた事例です。

強風や竜巻などの自然災害によって、飛来物がスレート屋根に当たり、スレートが割れた場合は補償される可能性があります。

飛来物がスレートに当たった場合、その衝撃の痕跡がスレートの割れ所や破損したものに残っています。

屋根からスレートが落下してきた場合は、その破損品を残しておくことをオススメします。

また、公園で遊んでいた子供のボールがぶつかったり、車が小石をはじいてぶつかったりしたような人的要因では、火災保険の補償を受けられない可能性があります。

 

スレート屋根が割れていることに気付いたらカナリアペイントへ

火災保険を使ってスレートの割れを修理するには、割れの原因が「強風などを伴う自然災害によるもの(風災)」である必要があります。

強風によってスレートの割れが発生した場合は、後から割れに気付いたとしても火災保険が使える可能性が高いです。

一方で、それ以外の原因によって、スレートの割れが発生した場合は火災保険の補償を受けることはできません。

「自然災害によるものなのか」、「経年劣化によるものか」を区別することは、素人が判断することは難しいです。

とくに、スレートの踏み割れは火災保険では補償されない可能性が高いです。

自然災害によるスレートの割れを判断できるような屋根の専門家の屋根修理業者に調査・原因追及・見積を依頼することをオススメします。

逆に、補償されないケースも多いですので、悪徳業者にそそのかされて保険金の支払い額が確定する前に工事契約を結ばないように注意してください。(契約を解除するのに、高額請求する悪徳業者がいるので)

屋根に関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

 

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