3種類の外壁リフォーム
外壁のメンテナンスというと「外壁塗装」を行うことがほとんどですが、その他にもこれまでの外壁をそのままにその上に新しい外壁を貼り付ける「外壁カバー工法」、これまでの外壁を取り外し新しいものへと張り替える「外壁の張替え」があります。
どの工事が最適なのかは現在のお家の状況と「これから先あと何年住むのか」によっても変わってきますが、外装リフォームでは定期的なメンテナンスを行い、耐用年数をできるだけ延ばしてあげることが最も重要な事であるということを覚えておきましょう。
築年数を考慮しながら、それぞれの工事について見ていきましょう。
◆窯業系サイディングの最適リフォームは?
◆モルタル外壁の最適リフォームは?
◆金属サイディングの最適リフォームは?
費用的には一番安く外壁をリフォームできるのが塗り替えになります。
外壁カバー工法や、外壁の張替えは外壁の寿命が近付いてきた場合や反りやクラック、割れなどの致命的な不具合が発生した場合に行うものです。
定期的にメンテナンスを行った場合、窯業系サイディングでは30年以上、金属サイディングも30年以上の耐用年数があると言われています。
◆各種工事それぞれの特徴
【もっともリーズナブルな外壁塗装】
建物の外壁が健全、もしくは補修可能な場合に行うメンテナンスで、塗装によって防水性を回復させます。クラック(ひび割れ)などがある場合、補修した上で塗り替えを行います。塗り替え時期は塗料の耐用年数や種類にもよって異なりますが、標準的なシリコン塗料で約10年後、無機塗料で20~25年です。外壁カバー工法や外壁の張替えに較べると工事費は安く、工期も短めになります。
【費用と耐用年数のバランスがいい外壁カバー工法】
建物の外壁の強度は保っているものの、そろそろ寿命という場合に行う外壁リフォームです。これまでの外壁を撤去せずに、その上から新しい外壁を貼り付ける工法です。撤去費用や廃材処理費がほとんど掛かりませんので、外壁の張替えよりもリーズナブルになります。外壁が二重になるので、断熱性や遮音声なども高まります。
【外壁の内側の防水紙などもメンテナンスできる外壁の張替え】
外壁に補修不可能な不具合や寿命が発生しており、外壁カバー工法を行えるだけの強度がない場合に行う外壁リフォームです。これまでの外壁を撤去し、新しい外壁に張り替え(取り替え)ます。外壁を取り外すので、その内部の防水紙などのお手入れもすることができます。建物の構造にもよりますが、外壁材を自由に選ぶことができますので、大幅なイメージチェンジも可能です。
注意! 外壁には張替えできる外壁と張替えできない外壁が存在します!
現在、お家の主流となっている窯業系サイディングや最近、シェアを伸ばしてきている金属サイディングの張り替えは可能ですが、モルタル外壁は塗り壁であり、パネルやボードではありませんから、張替えは不可能です。
モルタル外壁を解体・撤去してから、窯業系サイディングや金属サイディングで張り替えることになります。これまでの外壁の上に新しい外壁を重ね張りする外壁カバー工法はモルタル外壁にも可能です。
ひとえに外壁のリフォームと言っても様々な方法があります。
外壁は家を雨風から守る大切な部分なので、しっかり行わなくてはお家の寿命を短くしてしまいます。
カナリアペイントでは、お客様一人一人に合ったリフォームを提案させて頂きます。
ご相談・見積りは無料です。ぜひお気軽にお声がけ下さい☆