外壁塗装の単価

外壁塗装の単価(費用相場)は?

外壁塗装 単価

家を新築してから10年程度経ってくると、外壁の色あせや劣化が気になってきます。

外壁塗装を業者に依頼したいと思っているものの「どれくらいの費用がかかるか不安」「どの業者に頼めばいいかわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

外壁塗装は費用のかかる項目と費用を決定づける要因さえ理解すれば、誰でも費用相場を把握することができます。

この記事では、外壁塗装の費用項目とそれぞれの相場について詳しく解説。

見積りで注意すべきポイントや信頼できる業者の見分け方も紹介していきます。

適正な価格で満足のいく外壁塗装を実現したいという人は、ぜひ読んでみてください。

 

費用構造から外壁塗装の適正な費用相場を理解しよう

外壁塗装には、足場を組む・養生をして飛散防止ネットを設置する・高圧洗浄を行う・下処理をする・塗装をするといった具合に、多くの作業工程があります。

外壁塗装の適正な単価(費用相場)を知るには、こうした工程ごとの費用感を理解することが必要不可欠です。

本記事では、はじめに外壁塗装費用の決まり方と費用内訳の詳細について詳しく解説。

さらに、信頼できる業者選びのポイントも紹介します。

これからお伝えする内容を踏まえて、信頼できる業者に適正な価格で外壁塗装を依頼していきましょう。

 

外壁塗装の単価(費用相場)

まずは、気になる外壁塗装の費用相場について見ていきましょう。

外壁の塗装費用は、家の面積によって大きく左右されます。

ポイントは、建物の床面積ではなく施工する外壁の面積で費用が決まるということです。

塗装範囲が広くなるほど費用相場は高くなります。

なお、外壁塗装は作業工程が多く、工程ごとの作業内容や使用する材料の種類によって費用は上下します。

面積以外で費用を決定づける要因については、この後の章で詳しく解説していきます。

外壁塗装 単価

 

費用は塗装する面積で決まる

外壁の塗装費用相場を決定づける要因として大きいのが、塗装を実施する外壁の面積です。

塗装する面積が広いほど多くの塗料と作業時間が必要となるので、全体的に費用は高くなります。

塗装業者による見積りでは、塗装対象となる外壁の面積によって費用を求めるのが一般的。

建物の広さを表す延床面積で計算するわけではない点に要注意です。

正確な塗装面積は、業者に現地を見てもらわないとわからないため、まずは点検依頼をしましょう。

 

外壁塗装の費用内訳

外壁塗装は、次のような流れで作業が進んでいきます。

外壁塗装の費用相場を正確に理解するためには、工程ごとにかかる費用の目安を知っておく必要があります。

各費用項目について解説していきます。

 

費用項目

・足場代

外壁塗装 単価

2階建て・3階建ての家の外壁を塗装するにあたっては、作業するための足場を組まなければなりません。

足場は、近隣の家に塗料が飛び散らないよう設置する飛散防止ネットの下地にもなり、安心・安全な作業に欠かせないものと言えますね。

 

・飛散防止ネット代

足場を組んだら、近隣の住宅に塗料が飛び散ってしまわないようメッシュ状のシートを張ります。このシートは「飛散防止ネット」と呼ばれ、足場で作業する職人が誤って転落するのを防止する機能もあります。

飛散防止ネットは足場とともに、安全性確保に欠かせないものと言えるでしょう。

飛散防止ネットの単価は1平方メートルあたり100〜200円程度で、足場の設置面積×単価で費用相場を算出できます。

 

・高圧洗浄代

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長年風雨にさらされてきた外壁は、汚れやコケ、古い塗装などが大量に付着しているものです。

これらの汚れが付着した状態で塗装してしまうと、仕上がりや塗料による効果に影響が出てしまいます。

外壁塗装による効果を最大限に発揮するためには、事前に高圧洗浄を行い、外壁を綺麗に洗い流さなければなりません。

 

・コーキング(シーリング)代

外壁塗装 単価

住宅の外壁には、サイディングボードと呼ばれる板状の壁材が使われる場合がほとんど。

窯業系・金属系などの素材でできたサイディングボードを貼り合わせており、間には継ぎ目(目地)があります。

目地を塞いで、建物への漏水を防ぐ役割を果たしているのがコーキングです。シーリングとも呼ばれます。

外壁塗装の際には下地処理として、コーキングも補修します。

コーキングの方法としては、既存のコーキングの上から新たなものを打つ「増し打ち」、既存のコーキングを剥がして新たなものに交換する「打ち替え」があります。

コーキングがそれほど劣化していなければ増し打ちで対応しますが、打ち替えの方が外壁塗装の効果を高められるでしょう。

 

・養生代

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外壁塗装では、塗装が不要な箇所や塗料がかかると良くない箇所を守るため、マスキングテープやビニールで養生を実施します。

養生を行うのは窓・玄関ドア・サッシといった開口部です。

また、周囲に植栽がある場合にはビニールで養生します。

養生代は実施箇所ごとに費用がかかるため、開口部や植栽の多い家ほど費用は高くなる傾向にあります。

 

・付帯物塗装(雨樋・軒天井など)

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軒裏天井、雨樋、雨戸・戸袋、破風板、シャッターボックスなどの付帯物も塗装する場合、外壁の塗装代とは別に費用が発生します。

付帯物の個数が多ければ多いほど費用は大きくなりますが、だいたい12〜25万円程度かかると考えておけばいいでしょう。

窓をはじめとした開口部が多い家は塗装面積が小さくなり、外壁塗装にかかる費用は少なくなります。逆にシャッターボックスや戸袋などの数が多いと、付帯物塗装代は高くつくため注意が必要です。

 

・塗料代(下塗り・中塗り・上塗り)

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外壁塗装にかかる費用のうち、最も多くを占めるのが塗料代です。

外壁塗装は通常、下塗り・中塗り・上塗りと3回にわたって塗り重ねていくので、3回分の塗料が必要となります。

塗料は素材によって種類があり、どの塗料を使うかによって単価が大きく異なるのが特徴です。

グレードの高い塗料になるほど耐久性が高く、塗り替えの頻度は低くて済みます。

 

 

屋根もあわせて塗装するのがおすすめ

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外壁塗装と屋根塗装を合わせて実施すると費用を安く抑えられるため、両方を同時に行うお家がほとんどです。

なぜ外壁と同時施工することで屋根塗装の費用を抑えられるのでしょうか。

それは、足場代や人件費などをまとめることができ、外壁塗装・屋根塗装を個別で施工するよりも項目ごとの費用を削減できるからです。

外壁と屋根を個別のタイミングで塗装する場合、例えば「足場を組んで解体する」という一連の作業を2回行わなければなりません。

また、作業するたびに職人が現場へ来るので、人件費や交通費も2回分かかることになります。

長い視点で見ればコスト負担を抑えられるため、外壁と一緒に屋根も塗装するのがおすすめです。

 

 

信頼できる塗装業者かどうか見極めるポイント

地元で豊富な施工実績があるか

自宅のある地域で豊富な施工実績があるかどうかは、信頼できる業者選びの大切なポイントです。業者検討の際には、webページなどで公開されている施工実績を確認するといいでしょう。

気候や風土といった地域の特性に応じて、外壁塗装に向いている塗料や塗装方法は異なります。地元で豊富な施工実績がある業者は、地域特性をよく理解しているのが特徴。地域に合った塗装を施してくれるので、塗装後のトラブルが減る、将来の塗り替え回数が少なくて済むなどの効果が期待できます。

また、地元密着の業者は大半が中小事業者です。下請け業者への委託が基本の大手業者と異なり、自社で施工するケースが多いため、塗装費用を抑えられる点も魅力です。

 

しっかりと点検をして詳細な見積もりを出してくれるか

信頼できる業者は、見積り作成の段階で現地をしっかりと点検してくれます。なぜなら、現地で実際の外壁の状況を確認しない限り、正確な見積り額を算出することはできないからです。

建物形状、劣化の状況、付帯物の数といった内容は、現地を見なければ詳細が分かりません。現地点検をせずに出した見積りは机上の計算にすぎず、金額が変わってしまうリスクがあるということです。

見積りにあたって点検を実施しない業者はもちろん、数分の簡単な点検で終えてしまう業者も要注意。数十分〜1時間程度かけて、全体をくまなく点検してくれる業者は信頼できる可能性が高いと言えますね。

 

保証が付いているか

保証が付いている業者は信頼できると考えていいでしょう。

外壁塗装は施工の良し悪しで仕上がりが変わってしまうので、不具合があっても作業が原因なのか塗料が原因なのか判断が難しいという問題があります。そのため、多くの業者はは保証の付与を避ける傾向にあるのです。

保証が付いている業者は、自社が施工する外壁塗装工事をしっかりと管理しているのがポイント。自信のある業者でなければ保証は付けられません。

 

 

外壁塗装は安心と信頼のカナリアペイントへ

外壁塗装は塗料代のほか、足場代や高圧洗浄代など多くの費用がかかります。

費用項目の内訳を知ることで、全体の費用相場を理解できるのです。

 

カナリアペイントでは外壁塗装・屋根塗装の点検や見積もりを無料で承っております。

ぜひお気軽にご相談ください。

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