外壁塗装｜ローンでお得に
住宅関連ではさまざまなローンがあり、一括で支払うよりもローンを使ったほうがお得になることもあるってご存じですか？
外壁塗装や屋根塗装といったリフォーム工事にもローンを使えるので、これからリフォームをしたいと考えている方はぜひご検討ください。
今回は外壁塗装や屋根塗装等リフォーム工事全般に使えるローンについてご紹介します。
外壁塗装でローンを使うメリット
ローンは借金という印象があり、できれば避けたいと思う人もいるかもしれません。
しかし、ローンは使い方によっては家計面でも住宅の性能を保持する面でもメリットがあるといえます。
主なメリットとしては以下の4つがあります。
まとまったお金が無くても外壁塗装ができる
外壁塗装をローンで支払うメリットの1つ目は、まとまった資金がなくても工事が行えることです。
外壁塗装には、大きな額の資金が必要です。外壁のメンテナンス時期がそろそろ来ると思っていても、手元に資金がなくて発注に進めない人もいるのではないでしょうか。
しかし、劣化が進行している場合は早めに工事に着手したほうが総額費用を抑えられることも考えられます。
そんなときにローンを利用すればすぐに外壁塗装工事が行えます。
早めに対処すると節約になる
外壁塗装でローンを組むメリットの2つ目は、早めに対処すると節約になることです。
外壁塗装は、予測していたタイミングよりも早まる可能性があります。
雨漏りの発生やコンクリートの劣化、モルタル外壁のひび割れなど、劣化が進行している場合は、早急に外壁塗装工事が必要になることがあります。
そんなときに「資金が貯まってから頼もう」とそのままにしておくのはおすすめできません。
工事をする時期が遅れてしまうと、住宅の内部にまで劣化が進行してしまうことも考えられます。外壁の防水性が保たれなくなることで、カビやシロアリの発生が起こってしまうと、結果的には修繕費がローンの金利よりも高くなってしまうこともあるでしょう。
そのため、ローンを借りて工事したほうが結果的に安く済む場合があります。
他の出費に備えて資金を残しておける
外壁塗装の支払いでローンを利用するメリットの3つ目は、ほかの出費に備えるための資金を残しておけることです。
ローンを活用すれば一気に手元資金が減ってしまうことはありません。
たとえば、数年以内にお子さんの進学による出費が考えられるご家庭では、資金を残しておきたいと思う人もいるでしょう。
教育資金だけでなく、住宅の他の部分もメンテナンス費用がかかる可能性がある、車の購入を検討しているなど、手元資金が少なくなることに不安がある人もいるかもしれません。
ローンを活用することで、外壁塗装工事にかかる費用を一括支払いをする必要がなく、毎月少しずつ支払いで済むため、手元に資金を残しておくことが可能です。
工事費用を払えるだけの貯蓄があるご家庭でも、ローンを活用することで手元資金を残しつつ、外壁塗装工事が行えます。
よりグレードの高い塗料を選択できる
外壁塗装でローンを組むメリットの4つ目は、よりグレードの高い塗料を選択できることです。
近年の技術進歩により、現在は外壁塗装向けの高性能・高機能である塗料製品が多数販売されています。
塗料の費用と性能は比例し、安価な塗料は耐用年数が3〜7年、高価な塗料は15年以上と幅があります。
短期で資金を貯めて安価な塗料で工事を行うより、ローンを利用して資金を準備し、耐用年数の長い塗料で工事を行ったほうがよいことも考えられます。
結果的に、メンテナンスの頻度が少なくなり、塗り替えの回数と総額で考えると、経済的に塗装工事が行えることもあるでしょう。
外壁塗装でローンを使うデメリット
ここまではローンを利用するメリットについてみてきました。
しかし、ローンを組むデメリットについてもしっかり理解してから決めましょう。
金利が発生する
ローンは借金なので、借入れた金額や期間によって金利が発生します。つまり、一括で支払うよりも余分な費用が必要になるのです。
たとえば、金利3％で100万円のローンを組んだとします。返済期間5年なら、金利分の7万8,000円程度を余分に支払う必要があるのです。
ただ、5年待って外壁塗装をした場合、状態によっては金利以上の支払いになる可能性もあります。金利がデメリットになるかは外壁の状態や金額によって異なるので、一度確認しておきましょう。
手続きと審査が必要
ローンを組む場合、借入先からの審査に通る必要があります。審査は、返済能力があるかどうかを判断するためのものです。
そのため、職業や年収、年齢によっては審査に通りづらい場合があります。別にローンを組んでいる場合も同様です。誰でも必ずローンが組めるわけではないということは覚えておきましょう。
返済計画を考える必要がある
まとまった費用が必要ないローンですが、月々の支払いは増えます。
自分で貯金するのとは違い、ローンの返済は待ってくれません。支払いを滞らせないために、計画的に資金を確保していく必要があります。
収支の状況は、この先ずっと同じとは限りません。家族構成や仕事によって変化していくので、さまざまな状況をシミュレーションして無理なく返済していけるような計画を立てましょう。
まとめ
ローンにはメリットもデメリットもあります。
金利を考えるとデメリットが大きい気もしますが、金額や外壁の状態によってはローンの方がお得になることもあるでしょう。
今だけでなく数年後の状況も見据えながら、ローンの利用を考えてみてください。
またローン以外でも火災保険や自治体が実施する助成金や補助金を活用して外壁塗装をおトクにできる場合があります。
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