雨漏り修理業者を選ぶときのポイント
雨漏り集のためにはまず「業者選び」から始めなくてはいけません。
ただ「どんな業者に頼むのが良いのかわからない」「信頼できる業者の選び方がわからない」など業者選びでお困りではありませんか?
業者選びに失敗してしまったことで「雨漏りが再発してしまった」「間違った工事に多額の費用をかけてしまった」などのつらい経験をしないためにも雨漏り修理工事の成否を分ける最初の分岐点「業者選び」のポイントを解説します。
POINT.1 雨漏りだからこそ「対応が早い」地元の業者
「来週雨が降るという予報が出ていた」「台風が上陸しそう」などといった天気予報が出ていると心配になってしまいます。
そこで、何かあった場合でもすぐに応急処置や雨養生をしに来てくれるなど迅速に対応してもらえる距離に会社があるというのは雨漏り業者を選ぶポイントとして大切ではないでしょうか。
雨漏り修理を依頼するのに片道3時間以上もかかる業者に依頼するという方はなかなかいらっしゃらないとは思いますが、近い地元の業者であれば頼みやすさも安心感も違います。
インターネットで業者を探していて気になる業者がいたらまずは会社概要などで住所を確認してみてください。所在地や支店の住所がお住まいの市町村や近隣にあればまさに探していた地元の業者さんです。
少し離れている業者さんの場合であれば施工エリアを確認してみると良いでしょう。その業者さんが普段施工を行っている市町村が掲載されているはずです。普段その業者さんがお仕事で駆け回っている地域にお住まいのご住所が入っていれば遠慮なく依頼できますね。
万が一お住まいの市町村が施工エリアから外れている場合でも対応してくれる業者もいらっしゃるとは思いますが、通常は対応エリア外のためどうしても訪問までに日数がかかってしまったりなどということもあるかもしれないので、一度お電話にて確認してみるようにしてください。
POINT.2 お住まいを「隅々まで点検・調査」をしてくれる業者
雨漏り修理のステップは大きく分けて以下の3つです。
1⃣点検・調査 2⃣適切な修理 3⃣施工後の検証
正しい調査が行わなければ、なぜ雨漏りが起こってしまったのかという原因の特定や修理を行うべき箇所の特定などができません。まったく見当違いの場所を修理したところで雨漏りが治るはずもありません。
だからこそ「点検・調査」をきちんと行っている業者を江良bでいただきたと思います。
雨漏りの現場に多く携わっていると「雨漏りが再発してしまった」「間違った工事に無駄な費用を掛けてしまった」というお客様が意外に多く、「点検・調査」をじっくり行えばそのようなことにはならなかったのでは?というケースも多々あります。気づかないまま放置をしてしまうと二次被害や三次被害と被害を広げてしまう雨漏りだからこそ後から後悔する業者選びだけは避けたいですよね。
優良な業者を判断する一つの材料として「点検時間」があります。最適な工事をするためにはお家の周りをぐるっと一周して眺めるだけでは詳細はやっぱり分かりません。また、10年以上が経過しているお住まいであれば将来の不安をあらかじめ潰しておくため、次に雨漏りを引き起こしそうな箇所も事前に発見して、予防をしておきたいところですよね。
POINT.3 屋根や外壁に精通している「専門業者」である
雨漏り集というとどんな会社が専門なのでしょうか?
家を建ててくれたハウスメーカーや工務店はもちろん、総合リフォーム店や屋根工事屋さん、外壁塗装屋さん、ホームセンターまでもが雨漏り修理を受け付けてくれています。これだけいろいろな会社が対応している雨漏り集となると「もしかして専門業者なんていないのでは?」と思っても不思議ではありません。しかし、実は工事には種別によってしっかりと専門があります。
まず雨漏りという表現ですが、これは雨漏りを治す工事全般を指します。工事内容はともかくとして雨漏りを治すために行って工事はすべて雨漏り修理工事です。工事内容を細かく見ていくと、例えば「谷板金の交換」や「外壁目地のコーキング」、「漆喰詰め直し」、「天井のクロスボード張替え」などいろいろありますが工事の種類によって板金屋さん、外壁塗装屋さん、瓦工事屋さんなどそれぞれ職種が違うのです。
でもそもそも雨漏りの原因もわからないのに点検で板金屋さんを呼ぶべきなのか?外壁塗装屋さんを呼ぶべきなのか?それともいくつか呼ばなくてはいけないのか?判断なんてできませんよね。雨漏りに関することを一括して安心して任せられる専門業者がいてくれると大変便利で安心だと思います。
そういう意味では、専門業者をご希望であれば「外装リフォーム屋さん」がまさに探していた業者さんでしょう。
雨漏りは必ずお住まいの外側から発生します。ですから当然、原因はお住まいの外側部分、つまり屋根や外壁といった外装にあることになります。外装リフォームとは雨漏り修理だけではなく屋根工事や外壁工事を専門に取り扱うリフォーム会社さんです。
もちろん瓦から板金、外壁など外装にまつわるあらゆる工事を専門的に請け負っている会社ですので、雨漏りに関しても必要な工事に応じて適切な職人の手配や工事の日程調整などを無駄なく行っていただけます。このように常に外装に関わっている専門業者だからこそ点検・調査はもちろん、適切な修理にも雨漏り修理という分野においてはスペシャリティを発揮してくれることでしょう。
POINT.4 「リフォーム瑕疵保険」の登録事業者である
皆様は「リフォーム瑕疵保険」という保険をご存知でしょうか?
住宅関係に従事する方でもない限り聞いたことがないという方がほとんどですよね。「瑕疵」など普段使わない単語も入っていたりといまいちピンとこないという方も多いと思います。
<リフォーム瑕疵保険とは?> 「瑕疵」とは欠陥のことで、既存住宅のリフォーム工事を行った際に万が一欠陥から雨漏りが発生してしまった場合、その補修に掛かる費用を補填してもらうことができる保険です。 |
リフォーム瑕疵保険を取り扱う住宅瑕疵担保責任保険法人は「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」の第17条の規定に基づき国土交通大臣に指定されており、以下の5つの会社があります。
●国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人 ・株式会社住宅あんしん保証 ・住宅保証機構株式会社 ・株式会社日本住宅保証検査機構 ・株式会社ハウスジーメン ・ハウスプラス住宅保証株式会社
リフォーム瑕疵保険は生命保険や医療保険などとは違い、お客様ではなく雨漏り修理を施工する施工会社が瑕疵保険登録事業者として登録され、お客様のご希望があれば保険会社に申し込むという流れとなります。
国土交通大臣指定のリフォーム瑕疵保険登録事業者となるためには当然厳正な審査を通過する必要があります。また工事中・完工後に第三者機関による検査が行われ、工事に欠陥がないかどうかを厳しく確認されるため、工事の質においても欠陥やミスのない工事がおのずと期待できます。
これまで雨漏りで悩んでいたからこそ「欠陥のない確実な工事」は誰もが望むところですよね。安心を真っ先に考えたいという方はぜひ業者のホームページでリフォーム瑕疵保険の登録事業者かどうかを確認してみるようにしましょう。もし気になる業者が登録事業者であればまさに安心を提供してくれる選ぶべき業者ですね。
POINT.5 見積書・契約書・保証書などきちんと書類を提出してくれる業者
身近なものの契約ごとには印鑑が必要で、契約書が必ず発行されますよね。例えば携帯電話の契約や住宅ローンの契約、マンションの賃貸契約、仕事をするにも雇用契約書など、契約書はどこにでも存在します。
保証書も同様ですよね。電気屋さんで電化製品を買えば必ず保証書がついてきます。
このように通常私たちが何かを契約する、依頼する、購入する場合には契約書や保証書、見積書などの書類が必ず作成されます。非常に一般的ですよね。
しかしながら建築業界は非常に古い体質で、実はこうした書類等を整備できていない会社が多いのが実情だったりします。見積書や請求書に関してはお金のことでもあるため形式的なものを用意している会社がほとんどですが、契約や保証に関しては「口約束」という会社も多く、打ち合わせの内容についてもまったく記録を取らないという会社が実はほとんどだったりするのです。
業者とお客様との関係性もありますし、お客様が納得・満足のいく工事をしてくれることがもっとも大切なことですよね。契約書がある会社が必ずしも施工も一級品というわけではないので契約書や保証書がない業者を非難しているわけではないのですが、インターネットで業者を探す場合においてはほとんどのケースでこれまで取引のない初めての業者さんに依頼するというケースがほとんどではないでしょうか?
お客様の立場で考えたときに、まったく知らない業者に大切なお住まいの工事を依頼するのに契約書もその後の保証書もないというのは大変不安ではありませんか?「言った・言わない」、「こんなはずではなかった」など後々のトラブルを防ぐためにも口約束だけではなく書面できちんと条件を提示してくれる業者を選んでいただきたいと思います。
ただこれまで契約書や保証書を作成したことがない業者に「作成してください」とお願いしてもきちんとお客様の利益を守る契約書や保証書を作ってくれるかどうか不安も残りますよね。そういう意味ではホームページ上できちんと書面についている業者に最初から工事を依頼するのが安心できる確実な業者選びになるでしょう。
POINT.6 これまでの「実績」が見える業者
ホームページ上でどれだけ素晴らしいことを訴えていても、実際にお客様に満足していただける対応や雨漏り修理ができなければ意味がありませんよね。初めての業者に依頼するわけですから「信頼できる業者かな?」「きちんと工事をしてくれる技術がある会社かな?」と気になるのは当然ですよね。
すべての方が気になるこれらについては、その会社の「実績」をぜひ確認するようにしてください。どれだけ良いことを言っていても実績は嘘をつくことはできませんので実績を見れば、サービス力や提案力、技術力、対応などその会社のすべてを確認することができます。ホームページで実績を確認するために「施工事例」「お客様の声」をぜひチェックするようにしましょう。
雨漏り修理はどこに頼むべき?
●雨漏り修理専門業者やリフォーム会社
雨漏り修理を専門としている業者なら雨漏りに関する知識と警官が豊富なので安心です。施工実績などを確認し、地元で似たケースを扱っているならばなお良いです。また屋根や外壁など外装の工事に強いリフォーム会社でも雨漏りの点検・修理が可能です。
●ハウスメーカーや工務店
新築から10年以内の雨漏りであれば「家を建てたハウスメーカーや工務店」に相談しましょう。新築から10年も経たずに雨漏りが始まったなど信じたくもありませんよね。
ただ現実にこうした事例に出会うことがあります。当然ですが使用される部材はすべて新品ですから考えられる可能性は次のどちらかです。
①施工にミスがあった
②部材に不良品が存在した
お客様にとってみれば「そんなことってあるの!?」と信じられない気持ちですよね。どちらにしてもお客様の過失によるものではありませんから、こういった場合は無償で修理を行っていただけるケースがほとんどです。
万が一家を建ててくれた会社が倒産したとしても、お客様自ら瑕疵の修理に掛かる費用について保険金の請求を直接保険会社にすることができますのでどうかご安心ください。
●10年以内でも台風や豪雨、落雷などの被害による雨漏りは対象外
住宅瑕疵担保責任保険とはあくまでも瑕疵(欠陥)による雨漏りであり、施工した建築会社に責任があります。ただ台風や豪雨、落雷といった自然現象でお住まいに不具合が発生し、雨漏りが起こった場合は建築会社を責めることはできません。
でも台風などは毎年必ず発生しますし、こうしたことで雨漏りが起こる可能性は瑕疵による雨漏りよりよほど可能性が高そうですよね。もちろんこのような雨漏りはお客様の責任でもありません。「どうしたらいいの?」と不安になってしまう方も多いかもしれません。
このような台風や豪雨、落雷、雪害、雹害などの自然災害に関しては火災保険が利用できますので、もし上記に当てはまる自然災害によって雨漏りが発生した場合は当ページを参考にしてお選びいただいた雨漏り修理業者に一度相談してみるのがよいでしょう。
雨漏りは納得して信頼できる業者にお任せするようにしましょう
外壁・屋根塗装、雨漏り修理について悩んでしまったら、プロに相談するのもオススメします。カナリアペイントでは埼玉県・群馬県を中心に外壁・屋根塗装工事など総合リフォームを行っております。
まずは相談・点検・見積もりを依頼してみましょう。
カナリアペイントは相談・点検・見積もりを無料で行っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。