外壁塗装｜見積もりの良い例・悪い例を徹底比較！
外壁塗装では「適切に見積もりを行うこと」が何よりも大切と言っても過言ではありません。
なぜなら適切な見積もりでなければ、払う必要のない金額を支払ってしまったり、必要のない工事をしなければならなくなったりする可能性があるからです。
今回は外壁塗装の見積もりにおける注意点を見積書の良い例と悪い例を確認しながら解説します。
外壁塗装の見積書の比較ポイント
見積書の比較ポイント① 具体的な塗料製品名が書かれているか
●OK例●
×NG例×
まずは、具体的な塗料製品名が記載されているかを確認します。
塗装会社によってはNG例のように「シリコン塗料」「フッ素塗料」などの大まかな種類（グレード）でしか書いていないケースがあります。
しかし、同じグレードの塗料であっても価格はピンキリであるため、メーカーや製品によっても大きく値段が異なります。
○○塗料ではなく、具体的な塗料製品名が記載されているかを確認してみてください。
見積書の比較ポイント② 「一式」の表記が多用されていないか
●OK例●
×NG例×
見積書の中で「○○一式」という表記が多様されていないかも確認しておくべきポイントです。
なぜなら建物は一軒一軒の大きさが細かく変わってくるため、外壁塗装においてはきちんとした計測した数量で出すことが求められるからです。
見積書の比較ポイント③ 塗装面積がかさ増しされていないか
塗装面積によっても外壁塗装の費用は大きく変わります。
塗装の必要のない範囲まで見積書に含まれている場合、払う必要ないお金を支払うことになってしまいます。塗装面積は図面などで確認が出来ます。
見積書の比較ポイント④ 工程が省略されていないか
●OK例●
×NG例×
見積書に外壁塗装工事に必要な工程がきちんと書いてあるあkもポイントです。外壁塗装工事では以下が主に必要な工程となります。
外壁塗装工事に必要な工程
- 仮設足場工事
- 飛散防止ネット（仮設足場に含まれることもあります）
- 高圧洗浄
- 下塗り・中塗り・上塗り
- コーキング工事
- 付帯塗装工事
- 下地補修
- 諸経費
上記の工程が見積書に記載がない場合、手抜き工事などのトラブルにつながる可能性があります。
しかしご自宅の状況によって変わることもありますので、抜けている工程があれば必ず確認するようにしましょう。
見積書の比較ポイント⑤ 合計費用が適正価格からかけはなれていないか
見積書に記載されている価格が適正価格と大きく離れていないかも、確認したいポイントです。
戸建て住宅（約30坪）の外壁塗装工事をシリコン塗料で塗装する場合の相場価格は付随する工事によって異なりますが、基本な外壁塗装工事は70万～90万円ほどです。
屋根も外壁と一緒に塗装する場合には、80万円～110万円ほどが相場の金額です。
外壁塗装工事の価格は思料する塗料のグレードによっても異なりますが、相場価格より50万円以上ズレている場合は「なぜ、この金額になるのか」の理由を必ず確認しましょう。
外壁塗装工事の見積もりを依頼する際の流れ
外壁塗装工事の見積もりを依頼する際の流れは主に以下の通りになります。
- 業者を探す
- 現地調査をしてもらう
- 見積書を受け取る
それぞれの内容と気を付けておきたいポイントを詳しくご紹介します。
業者を探す
まずは、外壁塗装を行っている業者を探しましょう。
業者の探し方はインターネットやチラシなどを確認する方法や、知人に紹介してもらう方法などがあります。
また、最近はヌリカエや外壁塗装の窓口など、一括見積もりサイトなども増えています。
現地調査をしてもらう
見積もりを出すための現地調査をしてもらいます。
その際に丁寧に調査してくれるか、依頼主の質問に明確な返答をしてくれるかなどを確認しておくと良いでしょう。
もし施工業者の対応が合わなかったり、良くないと感じる場合には工事の際も不安を抱くことになり得るので避けておきましょう。
見積書を受け取る
現地調査の結果から、見積もりを出してもらいます。
前述した見積書のチェックポイントを参考にして、業者選びを行いましょう。
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