屋根塗装の単価はいくらが適正?費用の内訳と相場をわかりやすく解説!
はじめに:屋根塗装、いくらが妥当かわからない!
「業者に見積もりをもらったけど、これって高いの?」「坪単価ってどういう意味?」
そんなふうに、屋根塗装の費用に不安を感じる方は多いものです。
屋根は日々、紫外線や雨風にさらされるため、10年に一度程度の塗装メンテナンスが必要とされています。
しかし、いざ塗装となると見積もりは高額になりがち。業者によって金額がバラバラなのも悩みどころです。
本記事では、屋根塗装の「単価」の考え方を中心に、内訳や相場感、費用を抑えるコツまでわかりやすく解説します。
1. 屋根塗装の費用はどう決まる?
屋根塗装の費用は、大きく以下の項目で構成されています。
● 足場設置費
作業の安全確保のために、まず足場を組む必要があります。
相場:800〜1,200円/㎡
● 高圧洗浄費
長年の汚れやカビを落とす工程です。これを怠ると塗料がしっかり密着しません。
相場:200〜300円/㎡
● 下塗り・中塗り・上塗り(塗装費+材料費)
通常は3回塗りが基本。塗料の種類によって単価が大きく変わります。
相場:2,000〜3,500円/㎡
● 諸経費・付帯工事
養生、ゴミ処分費、雨樋や板金部分の塗装などが含まれることもあります。
相場:物件や業者により異なる(見積もりで要確認)
2. 屋根塗装の単価目安と全体相場
では、実際にどれくらいの費用になるのでしょうか?
30坪(約100㎡)の戸建てを例に見てみましょう。
■ 単価目安(2025年現在の相場)
項目 | 単価 | 100㎡の場合 |
---|---|---|
足場 | 1,000円/㎡ | 100,000円 |
高圧洗浄 | 250円/㎡ | 25,000円 |
塗装工事 | 3,000円/㎡ | 300,000円 |
諸経費 | 一式 | 30,000〜50,000円 |
合計 | — | 約45万〜55万円(税別) |
※塗料がフッ素や無機塗料など高耐久タイプになると+5〜15万円ほどアップすることもあります。
3. なぜ業者によって単価が違うの?
見積もりを比べてみると、同じ工事内容でも10万円以上の差が出ることがあります。
その理由は大きく3つあります。
(1)塗料のグレード
同じ「屋根塗装」でも、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機などで価格が大きく異なります。耐用年数が長くなるほど単価も上がります。
(2)職人の施工品質・下地処理
丁寧な下地処理(ひび割れ補修、ケレン作業など)を行っているかどうかで、長持ち度合いは変わります。安さ重視の業者は工程を省略している場合も。
(3)外注費用と中間マージン
訪問販売業者などは、自社で工事をせず外注することが多く、中間コストがかかります。
一方、自社施工の地元業者は中間マージンが少なく、同じ品質でも価格を抑えられるケースもあります。
4. 見積書チェックポイント:「単価の見える化」がカギ
見積もりを受け取ったら、以下の点をチェックしましょう。
「一式」表示が多くないか?
「○○円/㎡」といった面積単価の明記があるか?
塗料の商品名(例:アステック、日本ペイントなど)は記載されているか?
足場、高圧洗浄、塗装、付帯部、それぞれが分けて記載されているか?
不明点がある場合は、遠慮せず確認を!
しっかりした業者ほど、説明責任を果たしてくれます。
5. 価格だけで選ぶと失敗する?
安い見積もりは魅力的ですが、極端に安い場合は注意が必要です。
「塗り回数が実は2回だった」「塗料を薄めて使っていた」「保証がなかった」など、トラブルも多く報告されています。
塗装は10年〜15年を見越す長期投資。価格だけでなく、内容・実績・保証も総合的に判断しましょう。
まとめ:安心して屋根塗装を任せるために
屋根塗装は高額な買い物です。だからこそ、「単価の意味」と「適正価格」を知ることが大切です。
単価の目安を知れば、見積もりの妥当性が判断できる
安さだけでなく、塗料の質や職人の技術も大切
相見積もりは2〜3社取って、比較することをおすすめ
信頼できる業者は、こちらの疑問や不安にも誠実に答えてくれます。
「納得して依頼できる」ことが、満足のいく屋根塗装の第一歩です。
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