雨漏り修理の完全ガイド!原因や修理費用・業者選び

雨漏り修理の完全ガイド!原因や修理費用

雨漏り修理の完全ガイド!原因や修理費用・業者選びのポイントまで徹底解説

家の雨漏りを発見した際には、「修理費用は?」「火災保険は使える?」「どこの業者に頼めばよいの?」と、補修を急ぎたくてもいろいろと不安になってしまいますよね。


DIYで直したいと考える方もいらっしゃると思いますが、雨漏りの原因は、屋根・外壁・窓や屋上などさまざまな箇所が考えられるため、しっかり診断できる業者に依頼することが大切です。


そこで、最適な業者の探し方や雨漏り修理・調査にかかる費用、今後の予防対策まで、わかりやすく解説します。

 

雨漏り修理は業者に任せるのが確実

雨漏りを発見したら、水を受けるなどの応急処置を施し、雨漏り対応の業者に連絡する。
 

雨漏りしている箇所を発見したら、バケツで水を受けたり、ブルーシートを被せて応急処置を行い、雨漏りに対応している業者に連絡しましょう。

雨漏りは原因を突き止め、しっかりと処置しないと再発します。
雨漏りは家の内部に原因がある場合もあり、専門家でないと原因を特定できないケースが多いです。

DIYでは、釘打ちの失敗で穴を増やしたり高いところでの作業で危険が伴ったりと、かえって状況を悪化させることも考えられます。

また、雨漏りによる漏電に気づかず、感電してしまう危険性もあります。

雨漏りを発見したら、放置したり、DIYで解決しようとせず、雨漏り対応の業者に依頼をし、確実に修理するようにしましょう。

ポイント!

雨漏りの発生を発見した際には、発生箇所の写真を撮っておくことをおすすめします。

後日、業者が来た時には水が引けて漏れていないことも予想されます。
発生状況を明確に説明するためにも、発生中の画像や動画の撮影をしておきましょう。

また、時間の経過で、漏れた水の量がわかると、被害の規模も把握しやすいですね。

 
 

雨漏りの修理費用相場【原因箇所別】

雨漏り原因箇所別修理費用相場は、屋根:1~80万円 ベランダ・バルコニー:3~25万円 天井:3~25万円 窓サッシ・天窓:3~90万円 屋上:50~250万円 外壁:2~280万円
 

雨漏りしている場所を直さず、結果的に放置した状態でいると、徐々に下地まで劣化していき、カビや腐食の原因になってしまいます。

状態が悪化して下地から直すことになった場合、大掛かりな解体工事が必要になり、修理費用も高額になってしまいます。

屋根の雨漏りの状況によっては、屋根全体を張り替える必要があり、その場合は費用が100万円を超えることもあります。

業者に雨漏り修理を依頼する際の費用は、次の要素で変動します。

● 原因となっている箇所がどこであるか
● 被害の大きさはどの程度か
● 一部分の補修で済むか
 雨漏りの箇所や状況によって費用が異なるため、一度お見積りを取得することをおすすめします。
 
 

屋根の雨漏りの修理費用

屋根周りが弱っていて、台風直後に雨漏りしてしまうご家庭が毎年多くあります。

経年劣化により、瓦・板金・シーリングが外れかかっていたというケースが一般的ですが、修理内容別の費用は次を参考にしてください。
なおいずれの工事も、足場代や諸経費が別途かかる可能性があります。

工事内容費用相場
コーキング補修1.5〜5万円/ 棟
漆喰の補修4〜30万円
棟板金のみの交換4〜20万円
谷樋の撤去・交換5〜20万円
瓦のズレの修理・差し替え0.5〜5万円
ルーフィング/下地の補修・張り替え5〜30万円
屋根全体交換(カバー工法/葺き替え)80〜200万円
 

瓦の一部にズレがあり、修理・差し替えをする際の価格は1〜5万円程度ですが、瓦のズレを直すだけでは雨漏りは止められないため、そのほかの工事も必要です。

一戸建て住宅の最も高い位置にある「棟板金」を取り替える場合は、4~20万円ほどの修理費用を予定しているといいでしょう。

「谷樋」は、屋根の谷部分につくられる通水路で、5〜20万円で撤去・交換ができます。

なお屋根全体をカバー工法(重ね葺き)や葺き替えで直す際には、80〜200万円+諸経費がかかります。
ただし、もともと施工不良だった場合や、経年劣化で屋根がかなり傷んでいる場合には、200〜300万円近くのコストが必要な場合もあります。

塗装は、屋根の劣化を防ぐ上では非常に有効なリフォームですが、雨漏りしてしまった場合の修理方法としては適していないため、ご注意ください。
 
 

外壁の雨漏りの修理費用

外壁のヒビ割れ箇所やコーキングの劣化した部分などから、雨水が室内へ侵入することは珍しくありません。
外壁からの雨漏りの修理費用は、おおよそ次の通りです。

工事内容費用相場
コーキング・ヒビ割れ補修2〜20万円
コーキングの打ち替え10〜50万円
外壁塗装
(30坪の場合)
50〜180万円(総額)
外壁全体の重ね張り
(30坪の場合)
100〜200万円(総額)
外壁全体の張り替え
(30坪の場合)
150〜280万円(総額)

 

部分補修の場合

外壁のコーキングやヒビ割れの部分補修は、2〜20万円程度です。

古いコーキング材の上からコーキング材を新しく重ねる「増し打ち」よりも、古いコーキング材を撤去して、コーキング材を新しく充填する「打ち替え」で修繕する方が高額になるケースが多く、10〜30万円くらいの費用が必要です。
足場が必要になると合計で50万円近くなることもあります。

 

外壁の雨漏り補修の場合

外壁の雨漏り補修の場合は、屋根と違って塗装で解決できるケースがあります。

アクリル・ウレタン・シリコン塗料を使って塗装する場合の費用は、60〜160万円くらいです。

 

外壁材全体が劣化している場合

サイディングなどの外壁材全体が劣化している場合には、張り替え、もしくは重ね張りが必要で、この場合の費用は150~280万円と高額になります。

 

天井の雨漏りの修理費用

 

天井の雨漏りの修理費用は次の通りです。

工事内容費用相場
天井板の張り替え5〜20万円
壁紙クロスの張り替え3〜15万円
石膏ボードの張り替え3〜20万円
下地の補修が必要な場合上記+5万円

ただし、屋根や外壁の修理も必要になる場合があるので、注意が必要です。
まずは雨漏り修理が得意なリフォーム会社に相談し、予算や工事内容についてアドバイスしてもらうとよいでしょう。

 

ベランダ(バルコニー)の雨漏りの修理費用

ベランダ・バルコニーの雨漏り補修費用は、次の通りです。

工事内容費用相場
● コーキング材の打ち直し
● 塗装
● 床の防水処理
3〜20万円
下地の補修が必要な場合25万円

雨漏りの原因としては、防水シートの破損や経年劣化、手すりや窓周囲のコーキングの施工不良のほか、バルコニーと外壁の接合部分が劣化して隙間ができている可能性などが考えられます。

また排水口(ドレン)の詰まりにより水がうまく流れず、水漏れが起こる例もあるので、この場合は清掃して様子を見てみましょう。

 

窓枠(サッシ枠)・天窓の雨漏りの修理費用

窓枠(サッシ枠)・天窓からの雨漏りは、ほぼコーキングの劣化によるものです。
また、天窓の周囲にゴミが溜まっていたり、天窓自体が劣化していたりすることもあります。

窓周囲の雨漏りを解決するためには、次の予算を考えておきましょう。

工事内容費用相場
窓のコーキング補修・窓枠の補修3〜25万円
天窓周囲の清掃3〜4万円(※瓦の撤去・交換も必要の場合は高額)
天窓の撤去・交換20〜90万円

天窓の周囲のゴミを掃除してもらう際の費用は3〜4万円程度ですが、窓付近の屋根瓦を一度撤去・交換する必要がある場合は、倍ほどの金額になってしまうことがあります。

 

雨漏り修理に火災保険は適用される?

雨漏り修理の費用は、加入している火災保険によっては補償対象になる場合があります。
落雷や強風、物体の落下・飛来などが原因で建物が損壊してしまった場合に保険が適用されるか、契約内容を確認してみましょう。

例えば台風の直後など、明らかに自然災害が理由で雨漏りした場合には、火災保険の対象になりやすいです。
一方、経年劣化が原因の場合には、保険金は受け取れないのでご注意を。

 

雨漏り修理業者の選び方

雨漏りの原因は、現地調査をしないと正確にはわからないのが現状です。
例えば部屋の壁にシミを発見した場合、屋根・外壁・窓のどこから雨水が侵入しているか、プロが実際に見てみないと特定できないケースが多いのです。

また、仮に屋根からの雨漏りとわかったところで、具体的にどの箇所が破損・劣化しているかによって、補修の仕方は異なります。
「屋根から雨漏りしているから、とりあえず屋根塗装の業者に連絡」という判断は危険です。

 

雨漏りの原因調査をする際の費用相場

雨漏りの原因がすぐにわからない場合は、修理費と別に調査費がかかる場合があります。
雨漏り調査の種類と、おおよその費用相場は次の通りです。

目視による調査0〜3万円(基本、無料の業者が多い)
散水調査5〜35万円
紫外線投射発光調査(発光液調査)16〜25万円
赤外線サーモグラフィー調査18〜50万円

 

雨漏り修理・対策のためのリフォームは、家全体を守ることにも直結します。
ぜひ早い時期に対応しておきましょう。

 

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