外構のデザイン
エクステリアには主に3つのスタイルがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
◆オープンスタイル
塀や門扉を設けず、必要最低限の機能や植栽でデザインするのがオープンスタイルです。欧米に多く見られるようなスタイルで、開放感があり、敷地を最大限に活用・広く感じることができます。日当たりも良好で、ガーデニングにこだわりを持つなど、個性を表現しやすくもあります。
防犯面では、侵入者の存在に気がつきやすい一方、侵入しやすい環境でもあります。
外からの視線を遮りにくいため、プライバシーの確保には配慮が必要です。
◆クローズスタイル
塀や門扉、生垣などで敷地を取り囲み、外部と敷地内部を分け隔てているのがクローズスタイルです。ひと昔前の日本では多く見られたスタイルで、重厚で風格のある雰囲気や、高級感を演出することができます。
防犯面では、侵入しにくい一方、死角となって侵入者の発見が遅れる可能性もあります。
外からは見えにくく、プライバシーを重視したデザインです。
◆セミオープン(セミクローズ)スタイル
オープンスタイルとクローズスタイルの長所を、バランス良く取り入れたデザインがセミオープンスタイルです。現代の日本では人気が高く、主流のスタイルです。
塀や生垣で敷地を囲む場合は高さを低くしたり、駐車スペースなどの一部をオープンにしたりと、プライバシーを守りながらも開放感を演出することができます。
デザインの自由度も高く、防犯性や雰囲気など様々な要素を考慮して決めることもできますが、入念な計画も必要です。
素敵で理想的なエクステリアを手に入れ、快適な環境で過ごせるように、ぜひ外構工事の参考にしてください☆