外壁塗装 耐用年数
外壁塗装には寿命があります。そのため塗り直しが必要になりますが、その時期をご存じですか?
塗料によって違いがありますが、3~20年という幅があります。
この期間を耐用年数と言い、この時期を見誤ると外壁に深刻なダメージを与えてしまいます。
そうなると高額なリフォームを検討しなければならなくなります。
外壁塗装の耐用年数とは?
耐用年数とは「使える予定の年数」のことです。
つまり限りがあるということです。
塗料と建物により、外壁塗装の耐用年数に大きく関わってきます。
【目安】
一般的に築10年が、一回目の塗装をする目安と言われています。
理由としては、日本の住宅の外壁のほとんど「窯業系サイディングボード」が使用されていることが挙げられます。
この窯業系サイディングボードは、主成分がセメントで防水性能が全くないので、塗装で防水性を持たせています。その防水の耐用年数が5~7年であり、そのほかの外壁材もほとんどが同じ程度の年数で防水性が切れてしまうため、塗り替えのタイミングは10年程度と言われるのです。
【劣化】
外壁が劣化していくと、色あせ⇒剥がれ⇒ひび割れ…という風にどんどん劣化してしまいます。
剥がれが出てきたら、時期を見て外壁塗装を考えましょう。
ひび割れの状態になってしまうと、その部分から水が入っていき、外壁自体の強度の低下をもたらしますのでご注意ください。
どんな外壁材でも「経年劣化」というものからは逃げることができませんので、定期的なメンテナンスを行うことで、外壁材が持っている本来の耐用年数を保つことが大切です。