ローンを利用した外壁塗装
まとまった資金が必要な外壁塗装では、「塗装はしたいけれど資金がたまっていない」というお悩みを抱えている方も多い事かと思います。
しかし、工事を数年先延ばしにすることで、外壁の状態が悪くなってしまうと、工事費用が増えてしまう場合もあります。
適切な時期に工事を行うために、一つの選択肢としてローンについても見ていきましょう。
外壁塗装での支払いのタイミングは、
・工事完了後の一括払い
・契約時または着工時に手付金として一部を支払い、工事完了後に残金を支払う
などが一般的で、支払方法には現金・銀行口座振り込み・クレジットカード支払い・リフォームローンなどがあります。
◆ローンを利用するメリット
外壁塗装でローンを利用すれば、手元に資金がなくても塗装が行えます。そのため、資金の有無に関わらず、適切な時期に工事を行うことが出来ます。
適切な時期に塗装を行えず、ひび割れなどから内部に雨水が侵入してしまうと、お家の基礎や骨組みまで劣化させてしまう可能性があります。その場合、修繕にかかる費用は高額なものになってしまいます。
適切な時期に工事を行うことで、お家を長持ちさせることができ、ローンであれば、グレードの高い塗料を使用することも可能になるかもしれません。良い塗料を使用することは、長い目で見た時にメンテナンスのトータルコストを抑えられる可能性があります。
また、手元に資金があった場合でも、ローンを利用するメリットはあります。
預貯金があったとしても、数年後に子供の進学が控えている、出費の予定があるため温存しておきたい、と言った場合はローンを活用することで預貯金に手を付けずに塗装を行えます。いつ、お金が必要な事態になるかわからないため、手元に預貯金を残しておければ安心です。
このように、ローンを利用することによって家計の柔軟性が増す可能性があるため、現金払いにこだわらず、ローンを検討してみる価値はあると言えます。
◆デメリット
ローンを利用するという事は、金利がかかってしまいます。借り入れの際には、総返済額を知り、利用の是非を判断する必要があります。
また、ローンを組むにあたって審査があります。年齢制限や健康状態など、改善できない部分が審査対象となる場合もあり、人によっては利用できない場合もあります。
お金を借りる以上、返済計画を立てる必要があります。無計画に長期のローンを契約した結果、将来の生活そのものが厳しくなってしまっては意味がありません。
塗装を行う際にローンを利用することは、一つの手段として有効なものですが、その後の生活への影響があります。慎重に検討し、利用する際にはしっかりと計画を立てましょう。