外壁塗装 種類と成分

外壁塗装において、塗料は需要な要素です。

最近では遮熱塗料や光触媒、ラジカル塗料など、日々新たな塗料が生まれています。

 

外壁塗装に用いられる塗料の成分は、

①合成樹脂②添加剤③顔料④溶剤類、の4つの成分で構成されています。

これらの成分は、塗料の塗布から乾燥後に固形になるか、蒸発して無くなるかと言う点で、大きく2つの部分に分けることが出来ます。

4つの成分のうち、合成樹脂・添加剤・顔料の3つの成分は、塗装後に乾燥して塗膜となる部分です。そして溶剤類は塗装後、乾燥・降下中に蒸発して無くなる部分となっています。

 

◆各成分の特長

各成分はそれぞれ異なる機能を持っており、成分の品質レベルや成分含有の有無で塗料の種類が決まります。

 

合成樹脂…耐久性を決める主成分(ウレタン、シリコン、フッ素など)

添加剤…塗膜に機能を追加する(1液型/2液型 硬質/弾性 艶有り・艶消しなど)

顔料…塗膜に色を付ける(エナメル・クリヤー)

水・溶剤…塗料を液体化(水性/油性)

 

塗料の種類は数多く、初心者の方はつまずきやすいポイントとなります。

 

◆特殊機能を持った塗料

遮熱塗料、断熱塗料

遮熱塗料と断熱塗料は、どちらも太陽熱を遮断することで室内の温度上昇を防ぎ、省エネやCO2削減に役立つ塗料です。

遮熱塗料…太陽光の紫外線を高効率で反射し、屋内の温度上昇を抑える。

断熱塗料…貸与意向を建物内部に伝わりにくくすることによって室内の温度上昇を抑える。

 

無機塗料

石やレンガ、ガラスといった炭素を含まない無機物からできている塗料です。紫外線で劣化しないという無機物の特長を生かし、高い耐久性を誇ります。

 

ラジカル制御型塗料

太陽光による劣化を引き起こす物質を制御することができます。ラジカル制御型塗料も耐用年数は12~15年と長く、シリコンとフッ素の間にある塗料として近年注目を集めています。

 

光触媒塗料

二酸化炭素などの窒素酸化物を除去し、緑地と同程度の空気清浄効果を持つ。その他、酸化チタンによる自浄効果をもつなど高機能な塗料です。高価格ではありますが、耐用年数は20年程度と長い塗料です。

 


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