外壁塗装 耐用年数
ご近所が外壁塗装をしている…我が家もそろそろかな?でも外壁塗装の寿命ってどのぐらいなのでしょうか。
外壁の耐用年数には以下の2つがあります。
塗装の寿命(耐用年数)は?
塗装の寿命は塗料によって大きく異なります。
◆アクリル系塗料(耐用年数:5年前後)
◆ウレタン系塗料(耐用年数:8年前後)
◆シリコン系塗料(耐用年数:10~12年)
◆フッ素系塗料(耐用年数:15~18年)
ただしこれらの耐用年数はあくまで目安です。
外壁を手で触って白い粉が付く(チョーキング)現象が生じている場合は、すでに劣化しているので塗装が必要です。
建物の年数、太陽光の当たり具合、気温などによっても耐用年数が大きく変わってくるので、注意して家の周囲を確認してみて下さい。
外壁材そのものの耐用年数は?
建物そのものの耐用年については、国税庁が公表している数値があります。
それを見てみると、住宅用の木造・合成樹脂造(サイディング)は22年となっています。
しっかりとメンテナンスをすることで、国税庁の発表している年数以上持ちます。
以下は外壁材別のメンテナンス頻度と耐用年数です。
◆窯業系サイディング(耐用年数:30~40年)
メンテナンス周期:8年前後
◆金属系サイディング(耐用年数:40年)
メンテナンス周期:12年前後
◆モルタル壁(耐用年数:25~30年)
メンテナンス周期:10年前後
コーキングの耐用年数
コーキング(シーリング)とは外壁や屋根の間を埋めるゴムのような物質です。
耐用年数は気候や施工の仕方によっては、5年程度で劣化が始まります。
乾燥することで裂けたり剥離し、その間から雨水が侵入することで雨漏りなどの原因になります。
一般的には10年の間隔でこのコーキングのメンテナンスが必要とされています。
耐用年数まとめ
一言に「耐用年数」と言っても、これだけの種類があるのでご注意下さい。
また、耐用年数はあくまで”基準”です。耐用年数前でも環境によっては劣化が進んでしまいます。
耐用年数前だからと安心しないで、目で見て見極めるようにしてみて下さい。