外壁塗装の種類

外壁塗装 種類

外壁塗装を行う際に、どんな塗料を使って塗装するのか、どんな工法で塗装するのか、などを塗装業者に任せっきりにしている方が少なくないと思います。

しかし、塗料には様々な種類があり、選ぶ塗料によって価格が異なるだけでなく、耐久性や性能、特徴、既存の外壁材との相性などに違いがあります。


塗料によって耐久性が10年程度違うこともあるので、単に安いという理由で塗料を選んでしまうと結果的に損してしまうことにもなりかねません。


また性能や機能の面でも、それぞれの塗料が持つ防水性や防汚性、防カビ性、弾力性、防錆性、遮熱性などを考慮する必要があるでしょう。

「どの塗料を選べば良いのか?」というのは非常に重要な問題で、決して塗装業者任せにすべきことではありません

 

外壁塗装 種類

 

◆外壁塗装に使用される塗料には様々な種類があり、主成分の合成樹脂に含まれる物質の種類によってそれぞれ特徴があります。

 

塗料は合成樹脂、添加剤、顔料、溶剤類の4つの成分で構成されています。
主成分である合成樹脂の種類によって耐久性が決まり、顔料や添加剤によって色や艶の程度、塗膜の機能などが変わります。
また溶剤類は乾燥すると蒸発してなくなってしまう部分です。
したがって、必要とする耐久性や機能によって適切な塗料を選ぶことが重要になります。

代表的な4つの塗料の特徴をみていきましょう。

 

外壁塗装 種類

 

アクリル系塗料  耐用年数 5~7年
コスト面で最も安価な塗料ですが、紫外線に弱く耐用年数が短いため、外壁塗装では実際ほとんど使用されていません。

 


ウレタン系塗料  耐用年数 7~9年
密着性に優れていて塗膜が剥がれにくく価格と性能のバランスがとれているため、以前は外壁塗料の主流でしたが、現在は比較的予算を抑えて塗装したい場合にのみ使用される傾向があります。

 


シリコン系塗料  耐用年数 10~13年 
ウレタン系塗料よりも耐用年数が長くコストパフォーマンスが高いため、近年では外壁塗装の主流になっています。

 


フッ素系塗料  耐用年数 15~20年 
耐久性、耐候性に優れているためメンテナンス周期が長くなるので、以前から商業施設や公共建築で数多く採用されていました。
以前は住宅ではあまり普及していませんでしたが、近年では住宅でも使用頻度が高くなっています。

 

 

 

外壁塗装 種類

自分の住まいの外壁材にはどんなものが使用されているのか、現在どんな症状が表れているのかを良く理解した上で、様々な塗料の特徴を比較して判断することが重要です



塗料には防水性や遮熱性、防汚性、防カビ性、防錆性、撥水性などの機能に応じて様々な種類があります。

それらの機能の中で何が必要で何が不要なのか、また必要な機能を全て満たす塗料がない場合もあるので、あらかじめ優先順位を決めておくことが大切です。


また、塗料によって耐用年数や価格も異なるので、判断材料が多過ぎて自分だけでは判断できないこともあるでしょう。
その場合には、信頼できる塗装業者に予算や希望の優先順位を伝えて提案してもらうと良いでしょう。

塗料の選択次第で費用が数十万円変わったり、次回の塗り替えが必要になる時期が5年以上変わってしまったりすることも少なくありません。

また、建物自体の耐用年数にも大きな影響を与えます。


自分の要望をしっかりと業者に伝えて、納得できる塗料選びをすることが満足度の高い外壁塗装工事を行うための第一歩です

 

外壁塗装 種類


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