外壁塗装の種類

外壁塗装にはどんな種類がある?塗料の種類や選び方

外壁塗装 種類 塗料

お家にとって大切な外壁塗装ですが、様々な種類があるのをご存知でしょうか?

家が壊れないために外壁塗装がされていますが、使われる塗料といっても数多くあり、種類や特徴など専門家でないとなかなか馴染みがなく難しいものですよね。

今回は、外壁塗装に使われる塗料の種類や特徴について解説していきます。

 

 

塗料の種類と特徴とは

外壁塗装 種類 塗料

1.アクリル系塗料(耐用年数 5~7年)

アクリル系塗料は、軽量で色を鮮明に見せるのに優れています。

他の塗料代と比較するとお財布に最も優しいため、低コストで外壁などを塗り替えしたい人や小まめに塗り替えをして変化を楽しみたい人におすすめです。

※アクリル系塗料は紫外線に弱く、耐久性に関しては他の塗料と比べると最も低いため、塗料の塗り替えが多い所や頻繁に塗り替える必要がある場所の塗装に適しています。

 

2.ウレタン系塗料(耐用年数 8~10年)

ウレタン系塗料は、アクリル系塗料と比較すると、防水性と耐水性に優れている塗料です

柔らかい性質を持ち、万能塗料とも言われ、割と手の届きやすい価格とあって低予算で済ませられたり、戸建住宅を中心にウレタン系塗料の用途の範囲が広く、様々な建物に使用されている塗料です。

※外壁塗装として使用を考えている場合は、耐久性が劣ります。
しかし密着性に関して優秀で塗装の剥がれが頻繁にある部分(木部や雨樋など)に適しています。
 
 
 

2.シリコン系塗料(耐用年数 10~12年)

シリコン系塗料は、ウレタン系塗料と比較すると耐久性や対候性・仕上がりの出来栄えが良く、上質で優れている塗料です。

約600℃に耐える高耐熱性があり、アクリル樹脂と共縮合させたアクリルシリコン樹脂の場合でも耐熱性が200℃まであり、機能と価格のコストパフォーマンスが抜群なので、人気の高い塗料です。

 ※シリコン系塗料は、弾性(伸縮性があること)にも優れており、塗膜の下に小さいひび割れが出来たとしても、防水性の機能を損なわず、高い防汚性能を持ち合わせた塗料です。
 
 
 
 
 3.フッ素系塗料(耐用年数 15~18年)
 

フッ素系塗料は、紫外線に非常に強く光沢も美しく耐久性や耐候性であったり撥水性において優秀な塗料です

他の塗料と比較すると基本的に価格が割高ですが、長期スパンで考えると最もリーズナブルな塗料です。 

※フッ素系塗料は防カビ性や防藻性などの性能も持ち合わせているので、予算の都合があえば検討の価値はあるのではないでしょうか。

 

 

4.無機塗料(耐用年数 20~25年)
 

無機塗料は、無機物を塗料の原料に配合した塗料で、燃えにくかったり汚れに強いというメリットを持ち、耐用年数も長い塗料です。

 
もし、半永久的に耐久できる塗料を作ろうと試みるなら、無機物が100%の塗料を作れれば可能性あるかもしれないですが、実際は無機物100%の塗料のままでは塗料としての役割を果たせません。

塗料として塗れるようにするために、合成樹脂などの有機物を混ぜて、なおかつ無機物の耐久性を活かした塗料が無機塗料となっています。

※塗料が半永久的に耐久するに越したことはないですが、少なからず有機物を混合させることで劣化はまぬがれないにも関わらず、フッ素系塗料の耐久性を超える塗料として注目を集めています。

 

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塗料の選び方とは

塗料の選び方で大切なことは、自分の目的に沿って塗料選びをすることです。

自分の目的や優先順位を塗装業者にきちんと伝えておくことが大切です。

どの塗料を選ぶかで、外壁の見た目や機能・メンテナンスの頻度などが変わってきます。

立地や好み、期待する効果を考え併せて、最適な塗料を選びましょう。

 

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