外壁塗装カラーシミュレーション
外壁塗装・屋根塗装を行う際に、皆さんよく悩まれるのが色選びです。お住まいの塗り替えにあたり、色の種類と組み合わせは大変重要です。
そこで、洋服のように外壁の色を試着できるのがカラーシミュレーションです。
◆外壁の色はどうやって選ぶのか?
施工業者と工事請負契約を締結すると、色きめの打ち合わせを行っていきます。
打ち合わせの流れや内容は業者によって異なりますが、基本的には施主様から希望のイメージなどをヒアリングし、それを元に様々なツールを使用してカラー提案を行い、ご要望とすり合わせながら決めていきます。
カラー提案の際に使用する代表的なものは、色見本帳や塗り板見本などです。
色見本帳とは、塗料メーカーが施工店に配布や貸し出しをしているもので、塗料メーカーの標準色をはじめとする様々な色のサンプルを見ることができます。塗料メーカーが実際に販売している色なので、仕上がりに近い状態の色を選ぶことができます。
塗り板とは、見本用のサイズ(A4サイズ前後)の板に実際の塗料を塗ったものです。塗料メーカーが施工店に配布や貸し出しをしているもの、施工店がカラー提案用に独自に作っている場合もあります。色見本帳とは違い、実際に塗ったときの色味に近い色が出ます。また、塗膜の質感も確認できるのが利点です。
◆外壁のカラーシミュレーション
カラーシミュレーションは、業者が専用ソフトを使用して作成・提案するものや、最近ではWEBサイト上で手軽にできるカラーシミュレーションもあります。
業者のカラーシミュレーションでは、パソコンにお住いの写真を取り込み、専用ソフトで外壁や屋根を複数のカラーパターンでシミュレーションしていきます。
実際の外観に色を載せるため、より仕上がりに近いイメージで色を検討できると同時に、複数のカラーパターンを並べて比較することも可能です。
◆注意点
カラーシミュレーションは、複数のカラーパターンを比較できる便利なツールですが、それでも仕上がりの色と全く同じになるとは言えません。
印・モニター・ブラウザによって色の見え方が異なる為、カラーシミュレーション=仕上がりの色と考えず、あくまでも「こういうイメージにしたい」という方向性のすり合わせのために使用しましょう。
後悔のない外壁塗装を行うために、カラーシミュレーションをうまく活用していきましょう。