屋根塗装の助成金を受け取るための条件
築10年以上の戸建てにお住まいの皆様、外壁や屋根の定期的なメンテナンスは行っておりますでしょうか?
そのままにしていると、どんどん傷んでしまい家の寿命が短くなってしまい、リフォームの費用もどんどん上がってしまう可能性もあります。
外壁塗装・屋根塗装の補修やリフォーム工事はおよそ10年に1回を目安に行うと良いとされています。高頻度ではありませんが、1度に数十万円の費用が掛かってしまうため、案外大きな出費となります。
その費用を少しでも抑えられる方法が「助成金の活用」になります。
「住宅リフォーム」「住宅改修」「資金助成」「工事費助成」「エコ・バリアフリー」といった語を含む傾向があり、お住まいの市区町村のホームページや、各自治体の窓口に問い合わせるなどでこれらの単語をもとに検索すれば、屋根塗装に使える助成金制度の有無や支給条件を知ることができます。
■助成金・補助金の申請から受け取るまでの流れ
助成金・補助金の支給は多くの自治体では先着順になっており、年度予算も決められています。希望者が多いとすぐに予算に達してしまい、早めに締め切られてしまう場合もある為に早い段階で申請を行う事をオススメします。
1.自治体に申請書を提出する。
2.工事開始。
3.報告書を提出する。
4.交付確定通知・請求書の提出・助成金の受領。
〇屋根塗装で助成金を使いたい時の注意点!
助成金の申請条件は各自治体によって異なります。また、同じ自治体でも複数の種類の助成金を用意しており、ものによって申請条件が違うこともあります。
申請を行う際には、その助成金個別の条件を慎重に確認しなくてはなりません。
例をあげて群馬県前橋市の令和2年度では60歳以上の方が居住していて、築25年以上経過している戸建て住宅が対象とありました。今年度の詳細については6月にHPに掲載される予定です。また、高崎市など他の市区町村でも共通の項目もあります。
・市内に住宅を所有し、そこに居住(住民登録)している本人または同一の世帯員であること
・住宅に居住している世帯員の中に、前年の所得が規定額を超える人がいないこと
・世帯員の中に、市税を滞納している人がいないこと
〇申請も認定も時間がかかる
助成金は、申請してから交付認定を受けるまでにも時間がかかってしまいます。
申請で大変なのが、書類やデータをそろえることです。塗装業者にとっても様々な資料を取り寄せたりするので、どうしても通常より時間がかかってしまいます。
もちろん、お客様ご自身でもそろえていただくものもあります。
必要事項を細かく確認し、助成金や補助金を使って施工を行いましょう。
屋根塗装・リフォームでは、助成金・補助金の他にも減税や保険などの利用できる制度もあります。
助成金・補助金の場合は返済義務もなくお得ですが、上記でご案内した通り条件などが各自治体によって異なる為、よく調べておきましょう。