雨漏り修理 業者
◆雨漏り修理業者の選び方
雨漏りの原因は、現地調査をしないと正確には分からないのが現状です。
例えば部屋の壁にシミを発見した場合、屋根・外壁・窓のどこから雨水が侵入しているか、プロが実際に見てみないと特定できないケースが多いのです。
また、仮に屋根からの雨漏りとわかったところで、具体的にどの箇所が破損・劣化しているかによって補修の仕方は異なります。
「屋根から雨漏りしているから、とりあえず屋根の業者に連絡」という判断は危険です。
「正確な工事の仕方がわからず、雨漏りを止められなかった」という業者も少なくありません。
住宅のリフォーム経験が豊富な業者に見てもらい、適切な対処をお願いしましょう。
◆雨漏り防止のために!台風前にリフォームで対策を!
定期的にリフォームを行っていくことで、台風や豪雨が来ても雨漏りの発生を防ぐことができます。
以下を参考にお家を長持ちさせましょう。
天上のシミや劣化を見つけたら即修繕
もしも天井にシミを見つけたら、雨漏りしやすい状態になっているかもしれません。
もし点検口があれば活用し、ご自身でチェックしてみましょう。
ただし一般住宅には点検口がないケースも多いです。
この場合、天井裏の状態は目視で確認できないため、リフォーム会社に早めに問い合わせ、見てもらうようにしましょう。
ベランダや屋上は5~10年おきに塗装・防水工事
ベランダ・バルコニー・屋上は、5年毎に床表面のトップコートの塗装、10年に一度は防水(FRP・ウレタン・防水シートなど)のリフォームを行うと理想的です。
日頃からベランダや屋上に排出されている水の流れが悪くないかどうか、点検しておくと安心です。
排水口(ドレン)にゴミや土・埃が詰まらないよう、ご自身でも掃除するよう心がけましょう。
外壁・屋根は10年に一度を目安にメンテナンスを!
「雨漏りは屋根から」というイメージがあり、「屋根しかメンテナンスしていなかった!」という方もいらっしゃるのですが、実は外壁からの雨漏り被害も多いです。
ただ一方で、高い位置にある屋根についても、素人では不具合があることに気づきにくいので、やはり定期的に業者に見てもらうことが大切です。
外壁・屋根の塗膜や、サイディング材などの目地を埋めるコーキング、屋根の漆喰・棟板金などは、いずれも10年前後で劣化します。
7~10年毎に業者に点検してもらい、必要に応じて、外壁・屋根塗装やコーキングの打ち替え、漆喰・棟板金の補修などを実施しましょう。
たいていは足場の設置が必要になるので、外壁と屋根は一緒にメンテナンスしておくと効率的です。
※ただし、外壁のヒビ割れ・隙間や、屋根瓦のズレなどがある場合にはどんどん劣化が進行してしまうため、すぐに修理を依頼して下さいね。
窓・天窓は10~15年、できれば5~10年に一度は点検を
窓の周りは10~15年、可能であれば5~10年に一度は、パッキンの交換やコーキング補修をすることが大切です。
天窓の場合も同じ周期で業者点検してもらい、清掃などのメンテナンスを行っておくと安心です。
雨漏り修理・対策のためのリフォームは、家全体を守ることにも直結します。
ぜひ早い時期に対応しておきましょう。