屋根塗装 助成金
■屋根塗装で助成金をもらうには?
屋根の塗装は、おおむね10年周期で実施することが推奨されています。
そのまま放置していると雨漏りが発生し、シロアリによる食害や腐食によって建物の躯体が傷んでいき、最悪の場合「建て替え」なんてことも…
でも「塗装は高そうだし、二の足を踏んでしまう」という方へ朗報です。
実は屋根の塗装は、条件に当てはまっていれば国や地方自治体の助成金がもらえるんです。
■助成金をもらうには?
助成金は平均で10~20万円、地域によっては30万円程度もらうことができます。
ただし、助成金をもらうためには条件があり、以下の5つを満たしている必要があります。
①工事の着工前に申請すること
②遮熱塗料や断熱塗料など、特定の塗料を使用すること
③建築基準法を遵守していること
④税金をきちんと納めていること
⑤自治体が定めた業者に依頼すること
助成金の金額や細かい条件等は、自治体によって異なるので確認が必要です。
また、助成金は年度ごとに予算や期限が設けられているため、打ち切られてしまう前に申請する必要があります。
■助成金の申請が受理されないのはどんなケース?
助成金制度の条件を満たした申請を行っても、申請が受理されないケースはいくつかあります。
具体的には、以下のようなケースでは、申請を受理してもらえません。
①予算上限に達し、募集を締め切った場合
②税金の滞納がある場合
③申請よりも先に着工している場合
特に3つ目は注意が必要です。
助成金の申請は必ず工事の着工前に行わなければなりません。
工事後に助成金の申請をしても受理されないので、必ず見積もり段階で業者に「助成金を使いたい」と伝えておきましょう。
■まとめ
助成金を受け取るには、ご自宅のある地域の自治体が塗装工事の助成金制度を設けているか確認しなければなりません。
助成金はすべての自治体にあるわけではないので、申請を検討する場合は事前に調べておきましょう。