屋根塗装の単価
屋根塗装の価格相場は、お家のメンテナンスを考える上で知っておきたい情報の一つですよね。
実は、屋根の形・屋根材・傾きなどによって屋根塗装の費用は変わってきます。
安心・納得の屋根塗装にするためにも、まずは適正な費用相場を見ていきましょう。
なぜ屋根の形・屋根材で費用が変わるのか?
屋根の形が陸屋根といったものだと、角度がないため屋根の面積はそこまで広くはありません。
しかし、入母屋屋根と言われる屋根の場合は、複雑な形になっているので、屋根の面積も広がり塗装の費用も上がります。
屋根材の種類がストレート系(スレート屋根)の場合は、傾きが3寸勾配以上必要なので屋根の角度が高くなります。
そのため、屋根の形だけでなく屋根材によっても費用は変わってきます。
なぜ屋根の勾配(傾き)によって費用が変わるのか?
屋根塗装の費用を求めるために必ず必要なのが屋根の面積になります。
塗料を塗る面積分費用がかかる仕組みなので、屋根の面積が広ければ広いほど費用は上がっていきます。
そして、屋根の角度が高くなればなるほど屋根が伸びて面積も広がる仕組みになっているので、屋根の角度によって費用が違ってきます。
「お隣さんと同じ大きさなのに屋根塗装の費用が違う…」こんなことも屋根の角度が違えば有り得ることなんです。
屋根塗装の費用を大きく変える存在の足場について
屋根塗装を行う場合は屋根の傾きが高いと足場が不安定で危ないため、「仮設足場」といわれる足元がしっかりと固定できるものが取り付けられます。
足場を取り付ける場合、必ず数万円以上かかるので屋根塗装の費用に大きく影響します。
足場を組まなくても塗装ができる場合がありますが、建物が2階以上の場合は落下防止柵が必要となるため、安全面の為にも足場をつけます。
屋根と外壁の同時塗装だと安くなる?
屋根塗装を行う時に、一緒に外壁塗装を行うことで費用を安くすることができるのは、同時塗装だと足場代を1回分減らせるからです。
屋根塗装と外壁塗装を別々で行った場合、どちらの塗装工事も足場代がかかるので、2回分の費用が発生しますが、同時に行うと足場代が1回分で済むからお得なのです。
築10年以上立っている場合は、外壁も塗り替えの時期であるため、屋根と外壁を一緒に塗装した方が、結果的に費用を安くさせることができます。
住宅のメンテナンスとして、何度もかかる費用を少しでも減らすために、屋根と外壁の同時塗装をオススメしています。
屋根塗装工事の単価相場
適正な単価相場を覚えておくことで、見積もり費用が適正になっているかも判断できるようになるので、覚えておくと便利です。
ご参考になれば幸いです。