群馬県前橋市 O様邸 外壁屋根塗装工事(無機塗料)・瓦屋根棟造り直し工事
担当からのコメント
近隣での工事がありご挨拶に伺った所、時期的にお家のメンテナンスをお考えとの事でご相談いただきましたので、まずは無料点検をさせていただきました。
カナリアペイントではドローンによる無料屋根点検も行っております
お申込みは上記画像をクリック、またはカナリアペイント 前橋支店へご連絡下さい。
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※施工前点検
全体的に色褪せており、ALCパネルの継ぎ目やサッシ廻りにあるコーキング上の表面塗膜にひび割れ、またパネル自体のひび割れがみられます。
ALCパネルは多孔構造なので、防水性が期待できません。また、内部に小さな穴が無数に空いている為、保護する塗膜が劣化すると水が侵入し、スポンジのように水を吸収してしまいます。水を吸収する=カビやコケが成長しやすい環境ですので、定期的な塗装工事を行って防水機能をしっかりと取り戻す事が大切です。
屋根はドローンにて点検を行い、また仮設足場設営後にのぼって点検いたしました。
耐震金具がなく、漆喰が劣化してひび割れがおきています。
屋根瓦の漆喰の役割は、屋根の棟と瓦の隙間を埋める事で、瓦の下にある葺き土と呼ばれる粘土の層を守っています。漆喰には、防水効果に加えて接着機能があるため瓦を接着させる役割があります。漆喰は15年~20年が寿命です。劣化が進むとひび割れが入りやすくなり、ボロボロと剥がれ落ちていきます。そこから雨水が侵入してしまうため、早い段階での補修が必要です。
今回は外壁屋根塗装工事・瓦屋根棟造り直し工事をご提案し、施工いたしました。
※施工中の様子
◇仮設足場設営(10/14)
作業の安全確保や、的確な施工の為に足場を設営します。
また、洗浄水・ホコリ・塗料の飛散防止の為にメッシュネットで覆います。
◇高圧洗浄作業(10/17~10/18)
外壁などに付着している汚れやコケ、古い塗膜を洗い落とします。
塗装を行う前の下処理の一つで、きちんと汚れなどを落とさないと塗り替え後の「ふくれ」や「剥がれ」に繋がってしまいます。
◇瓦屋根棟造り直し(10/23~10/26)
既存の漆喰の撤去と瓦のズレの補正を行います。古くなった漆喰や鳥の巣を撤去し、清掃を行ってから新しい漆喰を詰めていきます。
◇養生作業(11/13)
窓などの塗装しない部分や、塗料がついてはいけない箇所にマスキングテープやビニールシート、マスカーと呼ばれるマスキングテープとフィルムが一体化したものを使用して覆います。
◇下地処理(コーキング)(11/13~11/14)
外壁などに行われるコーキングはゴムのような素材で、外壁材同士に出来る隙間を埋めるために充填材を入れることを言います。コーキングは外壁材だけではなく、浴槽と壁の隙間やキッチンと壁の隙間などの水回りにも使用されています。補修には打ち替え・増し打ちという方法があり、打ち替えでは一度古いコーキングを撤去して新しいコーキング材を充填します。打ち替えでは既存の外壁コーキングをそのままに、上から新しいコーキング材を充填する事を言います。
◇外壁塗装(11/18~11/21)
外壁塗装に使用した塗料はシーカ・ジャパン株式会社の「スーパーセランフレックス」のJPN-02です。外壁塗装は基本的に下塗り・中塗り・上塗りと3回塗膜を重ねていきます。下塗り塗料は外壁材と上塗りで使用する塗料の密着を高める為に必ず使用します。
無機塗料については下記のコラムもご覧ください。
【外壁塗装】塗料の種類・特徴|無機塗料とは?
◇屋根塗装工事(11/15~11/17)
屋根塗装の際には外壁塗装と同じく下塗り・中塗り・上塗りと塗膜と重ねていきます。
使用した塗料はシーカ・ジャパン株式会社の「スーパーセランマイルドIR」のIR-13です。
◇付帯部塗装工事(11/14~11/22)
外壁塗装や屋根塗装を行う際に、同時に他の部分にも塗装する事を付帯塗装と言います。
主な付帯部は破風・軒天・雨戸・戸袋・雨樋などです。
※完成確認引渡日(11/23)
元のお色味からあまり変えず、落ち着いたカラーで施工いたしました。
今回使用したスーパーセランフレックスは変性無機塗料の持つ、耐候性を長期にわたり維持、保護する塗料です。柔軟性に優れた塗膜によってシーリング上に施工した場合のひび割れリスクも軽減します。
お住まいの気になる点がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
群馬県前橋市 外壁塗装会社 カナリアペイント前橋支店
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