群馬県前橋市 K様邸 屋根改修工事
担当からのコメント
築年数13年。
屋根の使用していないソーラーパネルを撤去したいとご相談をお受けし、築年数から瓦屋根の耐震工法がなされていない事をご案内した所、一緒に屋根のドローン点検のご依頼をいただき、無料点検を行いました。
カナリアペイントではドローンによる無料屋根点検も行っております
お申込みは上記画像をクリック、またはカナリアペイント 前橋支店へご連絡下さい。
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※施工前点検
ドローンにて点検を行い、その後実際に上って点検を行いました。
漆喰が劣化してヒビ割れがおき、数ヶ所の釘の浮きも発生しています。
屋根瓦の漆喰の役割は、屋根の棟と瓦の隙間を埋める事で、瓦の下にある葺き土と呼ばれる粘土の層を守っています。漆喰には、防水効果に加えて接着機能があるため瓦を接着させる役割があります。漆喰は15年~20年が寿命です。劣化が進むとひび割れが入りやすくなり、ボロボロと剥がれ落ちていきます。そこから雨水が侵入してしまうため、早い段階での補修が必要です。
また、剥がれ落ちた漆喰が雨樋に詰まってしまうと、雨水の排水にも影響を与えますので、早めの撤去・対策が必要です。
今回は耐震工法を含む屋根改修工事をご提案させていただき、施工しました。
※施工中の様子
◇仮設足場設営(1/6)
作業の安全確保や、的確な施工の為に足場を設営します。
また、飛散防止の為にメッシュネットで覆います。
◇棟造り直し(耐震工法)工事(1/9~1/13)
ソーラー撤去
棟補強金物の取付
芯木の取付、漆喰左官作業
棟瓦を芯木に留め付けて固定
平成13年に強風や地震に対する瓦屋根の脆弱性を改善されるために「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」が制定されました。また、令和4年1月1日からは瓦の緊結方法に関する基準が強化され、粘土瓦・セメント瓦の屋根で義務化されています。
棟部の納まりのポイントは棟部の瓦を建物の躯体に固定することです。これまでの棟部の瓦は置いてあるだけで、瓦と瓦同士の緊結はしていても建物の躯体に固定されてはおらず、瓦の重さで風圧や地震に耐えている状態でしたが、令和4年1月1日から義務化された緊結方法で棟部は「ねじで緊結」とされています。
棟補強金物を躯体に固定し、金物の上部に芯木を固定、これに棟瓦をパッキンステンレスネジで固定しています。これにより、躯体に棟瓦が固定された形になります。
棟補強金物の取り付けピッチは標準仕様に従って設定します。
棟補強金物への芯木の取り付けはステンレス製のビスまたは釘で規定通り留め付けます。
※完成確認引渡日(1/18)
外壁や屋根の塗装と違い、見た目に大きな変化はありませんが瓦屋根の耐震補強工事は重要な工事となります。
耐震金物が設置されていない場合は、漆喰のメンテナンスと合わせての工事をオススメします。
お住まいの気になる点がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
群馬県前橋市 外壁塗装会社 カナリアペイント前橋支店
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