外壁屋根に見られる気泡は一体何?その影響や原因は?

外壁や屋根をよく見てみると、気泡が発生しているという現象が見られることがあります。
このような気泡が出来てしまっている場合、どのように対処をすれば良いのでしょうか?
そこで今回は、外壁・屋根に見られるこの気泡の正体と、もたらす影響、これを防ぐ方法について紹介します。


外壁 屋根 塗装

 

◆この気泡は一体なに?

まずはこの気泡の正体について知っておきましょう。
外壁・屋根に見られる1~3mmほどの気泡のようなもの、これを「ピンホール」と呼びます。
ピンホールを発見したらその場で全体を確認する必要ありです。
ほんの数個見られただけなら問題はありませんが、たくさんのピンホールが密集していることが確認された場合は要注意です。
以下の章で発生するメカニズムや影響について説明しますが、このピンホールが原因で外壁・屋根の耐用可能な年数が短くなってしまいます。

外壁 屋根 塗装

 

◆どうやって発生するの?

発生したピンホールをそのまま放置してしまうと、外壁・屋根の劣化に繋がってしまいます。
この現象はどのように発生してしまうのでしょうか?
様々な原因がありますが、その中で主要なものをピックアップしました。

 

適切な気温で塗装しなかった
気温が5度以下のとき、塗装が乾燥しにくくなってしまうため、本来は外壁・屋根塗装の施工が推奨されていません。

塗料を適切な濃度で使っていない
外壁・屋根塗装で用いる塗料はそのまま塗りたくることが出来ず、ほとんどの場合「希釈」を行う必要があります。
この希釈をした際に塗料の濃度が適切でないと、ピンホールが発生するのです。

ローラー塗装で不備があった
塗装をする際には、ローラーや刷毛を使って施工を行う必要があります。
塗装をする際にこれらの適切な道具を使っていなかった場合、塗装の際に空気が混入してしまいピンホール発生へ繋がります。適切な道具を用いた場合でも、雑な塗り方をすると発生するため注意が必要です。

乾燥させる時間が足りていない
塗装をする際には下塗り、中塗り、上塗りの3工程があります。下塗りと中塗りをした後には外壁・屋根を乾燥させる時間が必要ですが、この時間が不十分だとピンホールが発生します。

 


ピンホールが発生する原因には様々なものがありましたが、これらは全て業者でなければ気づけない要因であることが大半です。気泡が発生していることに気づかないことも多いですし、仮に見つけた場合でもその要因を判断することは非常に難しいです。
信頼の置ける塗装業者を選ぶことについて、改めて意識しましょう☆

 

 

◆外壁や屋根への影響について


先の項目でも触れましたが、外壁・屋根塗装の際にピンホールが発生してしまうと見た目的にも内部的にも劣化を起こしてしまいます。
ピンホールの大きさや数次第では雨水や結露が塗膜の裏側に入り込んでしまい、冬場に凍って膨張することで塗装が剥がれ落ちる原因になってしまいます。
また、このピンホールを通して塗装内に入り込む太陽光が虫眼鏡効果で増大することで、下地の部分に劣化を起こす可能性が高いです。
発見した場合は塗装業者に速やかに相談しましょう。

 

信頼の置ける業者を選ぶことが大事


悪質な業者に依頼をしてしまった場合、再施工を依頼しても応じてくれない可能性があります。
あまり塗装が上手でない業者に再度依頼しても「また外壁や屋根に気泡が…」ということにもなりかねません。
大事なのは優れた技術や実績を持つ、信頼のある塗装業者を選ぶことなんです。

他の業者と比べて料金が安い、施工時間が短いといった謳い文句には注意して、実績や信頼のある業者を選びましょう。

 

外壁塗装 カナリアペイント

 

カナリアペイントでは、大切なお家のご相談・見積りを無料で承っております。ぜひお気軽にお声がけ下さい。

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