軒天リフォーム(軒天の雨漏り修理)
軒天には主に3種類のメンテナンス方法があります。
◆塗装
軒天の状態が比較的良好な(汚れ・色あせ・軽度の剥がれ)場合は、塗装によるメンテナンスを行います。
再塗装することで見た目が美しくなり、防藻・防カビ・防水・通気性能など、塗料により耐久性を向上させます。
◆重ね張り(カバー工法)
既存の軒天が下地として使用できる状態であれば、新しいボードを上から被せる重ね張りを行います。
傷みが激しい場合や全体的にカビが繁殖していると施工できないケースもありますが、見た目が良くなり、耐久・耐火性能の向上が期待できます。張り替えを行うよりも比較的費用がお手頃です。
◆張り替え
雨漏りによるシミやカビ、腐食など損傷が目立つ場合は、新しい軒天に張り替えます。
この場合は、既存の軒天を撤去・処分する必要があり、3つの修理方法の中でも費用はかかってしまうものです。しかし、新しい材質で軒天を整えるため、最も効果が高いのも張り替え工事です。
◆まとめ◆
軒天はお家を長期的に守るための重要な役割を果たしています。劣化を放置すると、お家全体に負担がかかってしまう可能性があり、早期発見・定期点検が大切です。
また、2階以上の高さの軒天修理を行う場合は、足場を組む必要があります。その際には、外壁や屋根のメンテナンスも併せて行うと効率的であり、足場の費用も一度で済むためお勧めです。
目につきにくい部分ではありますが、劣化に気付いたら適切なメンテナンスを行い、大切なお住まいを守りましょう☆