塗料の違い

塗料の違い

住宅の塗装で使われる塗料には様々な種類がありますが、使用部位や特性から更に細かく枝分かれします。
「水性塗料」と「油性塗料」の違い、「つや消し」と「つやあり」の違いについて確認してみましょう。


水性塗料と油性塗料の違い


外壁塗装に使われる塗料には、水系の水性塗料と溶剤系の油性塗料があります。

2つの違いは明確で、「水性塗料」の特徴は以下のようになります。


・塗料の主成分は水
・内装への使用ができる
・値段が安い
・臭いが少ない
・耐侯性は比較的低い
・気温が低いと施工できない
・混ぜずにそのまま使える(1液性)


対して、「油性塗料」の特徴は以下のようになります。


・塗料の主成分はシンナー等の有機溶剤
・内装への使用はできない
・比較的値段が高い
・臭いがきつい
・耐久性に優れる
・雨水に強い
・値段が高い
・気温を選ばない
・主剤と硬化剤を混ぜて使う(2液性)


業者は適材適所で塗料の選択をしますので、信頼できる業者に判断を委ねるのもいいかもしれません。気になる塗料があったら業者に相談してみましょう。

 


つや消しとつや有りの違い


外壁の塗装に使われる塗料のつや程度には、つや消し、つや有りのみで判断されることがほとんどですが、つや消し、3分つや、5分つや、7分つや、つや有りの5つのタイプがあります。

 

つや有り塗料は、その名の通りツヤツヤした光沢のある仕上がりになります。つやが持続するのは3年程度とされており、塗りたての頃は光沢が楽しめますが、少しずつつやの無い落ち着いた雰囲気に変化して行きます。汚れがつきにくく、カビやコケが生えにくいことから、つや消しと比較すると耐久性に勝ります。


つや消し塗料は、つやが無いマットなしあがりになるため、外壁を主張し過ぎず、塗り替えた感はあまり出ませんが、完成直後から落ち着いた雰囲気になります。左官仕上げのパターンや、木目調等のテクスチャーのある外壁によく似合います。


汚れがつきにくいタイプのつや消し塗料も存在しますが、つや有りに比較すると汚れやすく、その分耐久性が劣るのが現状です。現況の外壁の雰囲気によって、つや有り・つや消しのどちらが似合うかを検討した上で選択しましょう。


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